2004年08月26日(木) |
近江銘酒蔵元の会総会 |

いま、ほろよいが会長を務めている「近江銘酒蔵元の会」の総会の日。構造不況業種などと揶揄され、焼酎人気に押されながらも、頑張っている蔵元さんが集まりました。
ほろよい会長1年目は、予算をけっこう使い残してしまったので、総会でお叱りをいただくかなあと案じていたのですが、事業・決算報告と、事業計画・予算案を無事承認いただけました(今年は思い切った事業展開を考えていかねばなりませんなあ)。
総会終了後は、11月からスタートする「近江銘酒蔵元の会・純米酒頒布会」に各蔵が出品するお酒の品質検討会です。
全20蔵元の純米酒・純米吟醸酒がモレなくならび、当日の参加者が3点法できき酒していくのですが、さすがにみなさん秋あがりしていて、春に比べると味がノリノリです。
県外の有力ブランドの高価なお酒(四合で5000円以上のもの)も5点ほど、会の予算で購入してきき酒したのですが、こちらはやはりスッキリとしたものが多く、県外市場で滋賀県のお酒が、重いとか、味が多いとか、甘いとか評価されるのも一面では仕方ないかなあと思ってしまいます(かといって全国の傾向に迎合する必要もないのですが)。
残念なことに、数蔵の出品酒が平均評価2を超えてしまったので、出品するお酒を再考していただくよう、ほろよいから連絡しなければなりません。気の重いことです。
(1良い、2普通、3難あり/という採点で、各蔵元が出品予定酒をきき酒し、集計して平均値をとった結果、ほとんどは1〜2の評価だったののですが、評価が2を超えた蔵が数社ありました。御客様からお金をいただくわけですから、会としてある水準以上の品質を保証するためにも、酒質のチェックはしなければなりません。)
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