恒例のJAマキノ町の収穫祭。 毎年ほろよいは、きき酒コンテストを担当します。
野菜の品評会や、お米の食味コンテスト、イベントテントではお野菜や果物がお安く販売されており、タコ焼きや大判焼きの露天もでて、朝10時ごろにはマキノ町の善男善女が大集合です(ちょっと平均年齢は高めですが)。
竹生嶋のコアで基礎票みたいなお客様が、きき酒においでになり、毎年常連の人もおいでになるので気楽な雰囲気で接客させていただきました。
きき酒とはいっても、県大会でやるようなバリバリに難しい問題は出しません。熟成色の強いものを4点、比較的色の薄いものを2点合計6点のお酒を2グループつくり、マッチングしてもらう比較的簡単な問題です。
きき酒をしていると、競技をしているのやら、ただお酒を飲みに来ているのやらわからないお客様もおいでなのですが、節くれだって荒れた手をしておられたり、爪の間に土が挟まっておられるような年配の方が多く、口うるさく言うのもはばかられて、楽しい時間をすごせればいいじゃないかと思ったりします。
最近は奥さん連中のパワーも強力で、あんまり口にお酒はふくまれませんが、色をまじまじと比較されたり、クンクン香りをかいだりして見当をつけられます。
1か2かで、どうしてもわからないときは、自分の名前と、御主人の名前で2枚回答を出され、1,2と回答したものと、2,1と回答したものを作り投票される剛の者がおられます。
おかげで本日の成績は総回答数70人のうち、全問正答9人/賞品1.8リットル詰本醸造1本)、4問正答15人/賞品720ml詰本醸造1本、という大盤振る舞いになってしまいました。
JAのよく知った課長さんが、竹生嶋は辛口なのに、きき酒は大甘口だねとのたまわれました。まことにそのとおり今度は少し難しくしましょうかねえ。
|