↑漁船からカワウを駆除するIさん。たまに鹿刺しを頂戴します。
早朝6時すぎ、琵琶湖の方からパンパン!パンパン!と乾いた破裂音が断続的に響いてきます。
すわ!一大事と窓から湖をのぞきこむと、近所のIさん(猟友会所属)が漁船に乗りこみ、猟銃をかまえているではありませんか。
ああそうだった、今日はカワウ駆除の日だったわいと、きのうの防災無線のお知らせを思い出しました。
ここ10年ほど琵琶湖にカワウが大繁殖し、鮎を食い荒らすわ、竹生島の木を枯らすわ、大きな被害がでています。
数匹が羽を乾かしている姿は、ユーモラスでのんびりとしたものですが、何百羽(もしかすると千を超えるかもしれません)ものカワウが黒い編隊を組んで乱舞する姿は壮観というより、不吉で禍禍しいものを感じてしまいます。
殺生は好きではありませんが、こんなに増えてしまったのですから、やむを得ないのかもしれません。
滋賀県農政水産部水産課のHP (http://www.pref.shiga.jp/g/suisan/kawau.html) (http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2005/5/18/0518gf00.pdf)
滋賀大学教育学部で湖沼学の教鞭をとる遠藤修一先生のホームページより(http://www.sue.shiga-u.ac.jp/~endoh/)荒れ果てた竹生島の現状をごらんください。
↓湖面に落とす深緑の姿を、緑樹影と謡われた竹生島も今は地肌をむきだすのみ。 (http://www.sue.shiga-u.ac.jp/~endoh/kojitsu2002/kj2002-2.jpg)
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