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■ 献血
昨日献血に行ってきた。 社会に、何のお返しもできない私にとって、献血はとてもいい恩返しだ。
昔から、血を取られることの大好きな私だった。 なにせ、血の気の多い性格なので、たまにはこうしてとってもらった方が良いに決まってる。 しかし、この数年血液の比重が軽く、献血に赴いても、とってもらえないことがしばしばあった。 (今回こそは!) と言う期待を持ちつつ、望んだ。 簡単な、問診と採血の後、なんとかとってもらえることになった。
採血車のベッドに横たわる。 看護婦さんに腕を差し伸べる。 彼女は、私の腕をまず消毒した。 次にいよいよ針を私の血管目指してさし込む。 実は私、注射をされたりする時に、ちゃんと腕に刺さったかどうか見ていないと気が住まない性質なのである。 人によっては、 「恐いから刺される時は腕から目をそらす・・」 なんて話も聞くけど(実はうちのダーリンもその類のようですが)、私はしっかりと目を見開いてみている。 特に、献血の時はね。 なぜかと言えば、献血の針は太い。針の穴は大きい。私の血管に入ったその数秒後に、針から管へとそして、献血の袋へと私の血は勢いよく流れていく。 この瞬間が、たまらなく好きなのである。 (ああ・・・。私の中の血が流れ出ていく・・・) なんとも言えない快感。
流れ行く自分の血を見ながら、 (そして、また新しい血が生成されるんだ・・・) という、気持ちがわいてくる。 なんだか、自分自身もちょっぴり新鮮になっていくような気がしてくる。
帰りの車の中で、貰ったヤクルトを飲み干し、満足感に浸りながら家路を急いだ。
こんな私って、変でしょうか? (^^;)
2001年05月16日(水)
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