今夜も(ノ`´)ノミ┻┻ 

2005年09月11日(日) ■吉原御免状

新感線だから、まあ、面白いんだろうと思っていたので、
特に期待もせず、へらへら出かけて云ったら、

すっごく面白かったです!!

中身は江戸時代、四代将軍の御代、政府公認の色里としてたらしめる、
徳川家康がしたためた、吉原の遊郭色里の権利=「御免状」
をめぐっての、柳生一族と、宮本武蔵の弟子(しかもワケあり)
の、ちゃんちゃんばらばら。

何が見事って、やっぱり原作がうまくて、面白い。
サムライが武士になっていく、戦国が遠くなっていく過渡期が、
消え行く時代への哀切や、流されていく人々や抗う人々が、
登場人物一人ひとりにきっちり書かれています。
無駄な人物が居ない上に、キャラも一ひねり、フタ捻りしてある。
隆 慶一郎、60才過ぎから、あんなにも面白い小説書いたなんて、
信じられない。

主人公もお莫迦ではなく、イヤミがなく、
(堤さんも、旨く演じていた)
ヒロインが一応、二人いるのですが、それさえも
添え物ではなく、存在価値があるから、舞台に居る。
(そうじゃないのって、多いからのお)

とっきどき、この劇団を見ていて感じる
(あくまで私の趣味の問題なのですが)
こんな女、いねえとかが、ありませんでした。

出た時は、ぱあって、オーラが飛び出ていたのですが、
ちょっと演技力が必要な場面になると、息切れに見えたのは、
気のせい?ま

あ、でも、、、
高田さんがもう少し若ければ、ヒロイン張れたと思うとおしいなあ。

古田さんも格好良かったしね。
何で、あんな問答無用に悪い奴も出来るのかなあ、すごいなあ。

でも、おひょいさん、働かせすぎだよ。
適当な人にセリフを振って、もっとラクさせてやれよと思いました。

飲み屋とか、友達とかにはもっと人道的にヒドイことを
云ってましたが、WEBなので、この程度で(笑)

あつ、それからこの日は、実はOPで、提灯の「吉原御免状」
の御の字の電気が点いてなかった。。。

後、終演後、大雨に降られ、傘が無くて往生しました。
友人の傘一本だけじゃ、青山劇場から、渋谷に降りれないくらい
すごい雨だったので、近くのコンビニに一度、傘を買いに出たよ、
後日、別の友達にこの話をしたら、
どうやら同日観劇だったよう(笑)

その後、渋谷で飲んだ。楽しかった(笑)


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