アナウンサー日記
DiaryINDEX|past|will
2001年03月05日(月) |
英語の話・・・その2(きのうの続き) |
まず、英検2級について改めて説明しておこう。
日本英語検定協会によると、英検2級は「高校卒業程度レベル」とされている。キチンと予習復習をこなしている、割と(かなり?)英語が得意な高校生なら卒業前に受かる・・・という感じだろうか。きのうも書いたとおり、試験の内容はちょっと難しめの私大入試くらいである。合格率は、受験者の20パーセント程度と、結構低い。これは、学校から強制的に受験させられている高校生が多いせいではないかと推察するが、どうだろうか(笑)。ちなみに高校時代のワタシは赤点の帝王だったので、もし受けても「絶対に」落ちたであろう(笑)。
さて、英検2級の2次試験は、すべて英語で進行される「個人面接」である。
流れとしては・・・まず、試験官が待ち構えている部屋に入り自己紹介。若干のフリートークの後、英語の長文とイラストが書かれた問題用紙を受け取り、20秒間(!)黙読。その後、長文を音読。続いて、5問の問題が出される。第1問・第2問は、文章の中に答えがある問題。第3問は、イラストを英語で説明。第4問と第5問は、長文の内容を元に、自分自身の考えを問われる。試験時間は、おおよそ7〜8分。配点は、音読5点、質問各5点、アティチュード(試験に臨む態度)3点の、計33点満点で、19点以上が合格ラインらしい。
今回、ワタシは2次試験受験にあたって、準備をふたつ行った。
ひとつは、2次試験用の問題集を「ちゃんと」やること。ちゃんと・・・というのは、実はワタシ、勉強はしないくせに英語の問題集や参考書はヤマホド持っているのである。本屋さんでは真剣にほしい本を選ぶのだが、買うことで満足(安心)してしまう、典型的なツン読人間なのだ。
ふたつめは、あらかじめ最初のフリートークで試験官から質問される項目の予想を立て、回答を用意しておくこと。
・・・だが、そこには、早くも落とし穴が。
|