アナウンサー日記
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2001年03月06日(火) 英語の話・・・その3(またまたきのうの続き)

 で、どんな落とし穴だったかというと・・・。


 自宅の本棚にしまわれていた「英検2級2次試験問題集」をチラッと開いて、「なんだ文章簡単ジャン!これならフリートークの練習だけして、あとは前の日にちょこっと問題集やって雰囲気に慣れときゃ楽勝ですばい。うひひひひ・・・」と思ってしまったのである・・・。結論からいうと、もちろんそんな甘いものではなかった・・・(←バカ)。


 そうこうするうちに(なにもしないうちにというか)、3月に入ってテレビニュースの勤務が連続してやって来たので、わが社が誇る帰国子女・さくらさんに自己紹介の仕方を一応相談したところ、さすがに素晴らしいアドバイスを頂き、ますますワタシの油断は深まる一方であった。(考えてみれば、さくらさんにとってはレベルの低い質問だったと思う・・・スミマセン)



 さて。あっという間に試験前日の3月3日土曜日夜。奥さんのおひな祭り特別料理を食べた後、試験の予行演習に入るのだった。時すでに午後11時。相変わらず村山家の夜は遅いのダ。

 何しろ予行演習であるから、奥さん(一応英文科出身)に試験官役をやってもらい、部屋に入って挨拶するところからやってみる。「May I come in ? ・・・ My name is・・・I am a tv news caster and・・・」おーっフリートークまではなかなか順調である。さくらさん協力ありがとう! 

 ・・・ところが!

「Please read the card silentry for twenty seconds.(このカードを20秒間黙読してください)」「All right.(分りました)」ひっひっひっ簡単簡単・・・・・・と読み始めたと思ったら、あっという間に奥さんのストップウオッチがピピッと鳴った。え、もう20秒スカ?マジ!?まだ半分くらいしか読んでないのに??!

 奥さんは情け容赦なく面接を進めていく。

 まず音読。ワタシの場合、はっきり言ってカタカナ発音だが、声の大きさが取りえである。また、声に出すことにより、文章の内容をつかむことが出来ホッとする。続いて五つの質問。最初のふたつは文章の一部をそのまま抜き出せばよいので楽勝。3問目のイラスト説明は・・・困った。絵と文章のポイントは分っているのに、それを説明する言葉がちっとも浮かばない。4問目・5問目の、自分の考えを求められる質問も全然言葉が出てこず、メロメロである。

 

 これはちょっと・・・やばいんでないかい・・・?



 自分の実力にやっと気づいたところで、試験前日の夜はあっさり更けていくのであった。合掌。



 続きは明日の日記で。(意外と長期シリーズ化・・・笑。でもこれって面白いんだろうか?・・・まあいいや、日記だし。ん?日記になってない???) 


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