アナウンサー日記
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今回の「父の話」シリーズについて姉と電話で話していて、記憶が食い違うエピソードがあった。以下、姉と弟の会話である。
「あの映画ってさー、お父さんは実写映画って言ってなかったっけ?(姉)」 「いや、忍者マンガだって言ってたよ(弟)」 「確か化け猫モノで、猫の変身シーンをアメリカ人が怖がってたって(姉)」 「え?忍法でガマに化けるシーンが怖いんじゃなかったっけ?(弟)」 「そうだっけ(姉)」 「それに、マンガ映画だって絶対言ってたけどなあ(弟)」 「でもお父さんって、特撮もアニメも、全部マンガって言ってたじゃん(姉)」 「・・・確かに。お父さんにとっては、子供向けと思われるものは全部マンガだったよなあ・・・」
というわけで、真相は闇の中・・・(笑)。
まあ、何しろ「戦前の日本製子供向け映画」が、でっかいアメリカ人青年を震え上がらせたのは事実と言うことで、最大公約数的にはあってる!?
「父の話」については、すべてワタシの聞き覚えなので、中には父が脚色して(かっこつけて)ワタシに話したエピソードもあるだろうし、ワタシの記憶違いや事実誤認もあるかもしれない。が、その辺りはご容赦いただきたい。本人ももう亡くなってることだし(爆)。
ワタシとしては、ちょっとくらい父にかっこつけさせてもいいかなあと思っている。今年7回忌を迎える父が、今、インターネットの世界で生き生きと蘇るのは、息子として、なんだか痛快である(←自分で書いててよー言うわ)。
「父の話」シリーズは、現代の口述筆記なのかもしれない。
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