アナウンサー日記
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2002年08月12日(月) 流星の夜

 「流星の夜」とは、ワタシが大学時代に書いた、ミュージカルの脚本のタイトルである。クラブ内の「脚本コンペ」に出品されたいくつかのホンの最後の2作まで残ったが、結局決戦投票で破れ、日の目を見なかった幻の作品だ。・・・うーん、絶対こっちの方がいいお話だったのに(笑)。しかしワタシの作品を破った男は、今も自分の劇団を率いて東京でバリバリ芝居をやっている。彼はいつか一世を風靡するだろうと思っているのだ。


 それはさておき、今夜は年に一度のお楽しみ「ペルセウス座流星群」の極大日・・・もっとも流星が多いと予想される日だ。当然、恒例の流れ星研究会を行うこととなる。

 深夜12時。長崎市内某所に集合。ラジオ局スタッフ・プラス村山家3人で総勢10人。車に分乗し、流星スポットへ。

 着いた。長崎市北部の真っ暗な山上には、ワタシたち以外にもすでににわか天文ファンの姿がチラホラ。ついでに熊切アナウンサー親子も到着。


 ところが・・・肝心の空は思いっきりドン天・・・。


 仕方ないので時間つぶしに、前もってワタシが探していた(笑)付近のカブトムシスポットへ。こちらでは、黒光りする2匹の大きなカブトムシがお出迎え。一同、大人になってひさしぶりに天然のカブトムシを見て感動。良かった良かった。

 さて、林を抜けて再び観測地点へ戻ると、雲の切れ間から星空が見えている。しばらく見上げていると、一分間にひとつくらいのペースで流星が流れ始めた。一同「わー」とか「きゃー」とか「見逃した!」とかわめきながら観測。

 結局、一晩中上空のどこかに大きな雲があり、完全な快晴にならなかったのは残念だったが、それでもずーっと曇り空だった昨夏のペルセウスに比べると、今年はずいぶんと流れ星を楽しむことができた。


 一人娘の明夏里(あかり)は、流星群出現とともに、明けて13日、3才の誕生日を迎えた。


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