2003年04月22日(火) |
美味しい男のつくり方。 |
昨日の深夜、「きみはペット」の再放送を見る。 すげえな、これ。女の夢が、ぎっしり詰まってるよ。
まあ、「ペット」というのは、ちょっと漫画的に過ぎる表現だとは 思いますが、こんな可愛い男の子、独占支配してみたいよ。
戦後、靴下と女性は強くなった、とよく言われますが。
でも対する男の人は、強くなる女性と反比例するように、弱くなって きている気がするわ。勿論、全ての人がそうだという話じゃないですが。
精神的には、意外と打たれ弱い人が多いし、その割に、彼女より優位に 立ちたがる人が多いし、最近は優柔不断も男が多いし、なまじ、頭脳・仕事 学歴・収入と、普通の男の人よりもスキルが高い女だと、大抵の男は 尻込みしちゃうか、変に挑戦的になるか、卑屈になるかで、 なかなか、理想の王子様は見つからないような気がする。
本当は、ああいったバリバリの女の人の方が、優しいだけが取り柄のような、 普通の男の人が好きだったりするんだけどね。 なかなか需要と供給のバランスはとれないものです。
で、既製の王子様が見つからないなら、自分で育てよう、と思い立っても なんの不思議もないし、どうせ育てるなら、自分好みで、懐いてくれて、 でもいざという時には、ちょっと頼れたり、包容力があったり、優しかったり、 そんな可愛い男の子がいいなあ、と思うのは、当然だわな。 まさに、逆・紫の上計画。
作家の室井佑月サンが、以前テレビで、 「好きかどうかという気持ちだけで、相手を選びたい」と言ってました。
別に嫌いな人と今まで付き合っていた、って話では勿論なし。 職業とか収入とか、そういった要素で相手を選ぶのではなく、 純粋に恋だけをしたい、という話。
でも、そのためには、たとえ相手が無収入のプーでも、バイトに 明け暮れながら、叶わない夢を追ってるような人でもいいように、 女性の側が、経済的に、男性に依存しなくても安定した生活を維持できる、 きちんとした仕事を持った、独立した人じゃないと無理な訳。
別に、だめんずみたいに、男に貢げ、って話じゃなくて。 意外とこの話すると、自分に都合よく解釈したがる男、多いんだけど。 男の夢を実現させてあげるために、女が出資する必要は、全くないと 私は思うのだが。
あくまで自分の生活が、誰にも頼らずに成立するのが基本。 男は、人生をさらに充実させるための付属品。日々の潤い。いいなあ、理想だ。
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