今日は霧雨がシトシトと降っていましたね。 ああ、梅雨が来たのだなあと、湿気のせいで広がって 収まりの悪い髪に、季節の変わり目を感じてみたり。
ところで何故「梅の雨」なのか。 ちょっくら調べてみたところ、この時期に 梅の実が大きく成長し、熟すからだそうです。 なんとも風流ですな。
ちなみに「バイウ」に、「黴雨」 という漢字をあてる場合も ありますが、これは、黴が生えやすい季節だから。 そのまんまだ。「カビの雨」。なんだか臭そう。
梅雨の入りには、今日のような霧雨が多く、「梅雨の中休み」と呼ばれる 天候の比較的安定した時期を挟んで、梅雨の後半は纏まった雨が降るのが 通常の梅雨だとか。
そして7月の中旬、激しい雷が鳴ると、梅雨明けです。
雷は怖くて嫌いでしたが、夏休みが近づいてきた時期に雷がなると、 「ああ、夏が来るんだなあ」と、子供心になんだかワクワクしたものです。
鬱陶しい季節ではありますが、恵みの雨。 今年もちゃんと降るといいですね。
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