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■ カルガリーでの事の顛末 その1
カルガリーに出発することに。自宅よりタクシーでラガーディア空港へ。JFK空港よりよほど近くて便利さを実感する。とはいえ、夕方の便ゆえ、帰宅ラッシュに巻き込まれ多少時間はOKかとあせる。 厳重なチェックを抜け、飛行機に乗り込むことに。NY→ミネアポリス行きの飛行機はほぼ満席。飛行機内で、ミネアポリスが全米一ともいえるくらい巨大なハブ空港なことを知る。(後で聞いた話だと、どうやらノースウェスト航空の本拠地らしい、なるほどね。)寝ても寝てもミネアポリスに着かない!意外と時間がかかることを知る。もうその時点でくたくた。食事サービスも有料でわざわざまずいものを食べることはないと我慢したのだけど、空腹でつらさも倍増。こういうときに限って腰痛が悪化。 ミネアポリスに着くとそこは厳冬の世界。カルガリーにトランジットするのは私くらいなものか?カウンターで聞く「C15」ポートに着くまでに徒歩二十分以上歩いたぞ!結局深夜の閑散としたターミナルで数件あいているハンバーガショップでハンバーガをつまむ。興味深いのはミネアポリス空港内の案内表示が英語と日本語であること。NYだと中国語とか韓国語なのだけれども・・・。日系企業が多く入っているんだろうか?最近のアメリカは中国人労働者に加えて韓国人労働者も増えましたよね。結局労働者だから韓国のGDPとGNPって日本ほど差が無いんですよ。海外進出する種類が日本とほかのアジアの国では圧倒的に違うことを思い出す。どうりで日本人にはそこかしこで愛想がいいわけだ。
このように英語と日本語。なぜだろう? ノートをひろげてメールチェックをしているうちに、離陸時間になる。三時間も空港内が巨大だと意外とすぐにたつものだと実感。カルガリー行きの飛行機をみて、ひさしぶりに小さい飛行機に乗ることを思い出す。
こんな感じ。海上保安庁のアルファ7000よりも大型か?ビジネスジェット新鋭だけあって乗り心地は747の旧型よりよほど良い。(゚∀゚) そしてまた数時間機内の苦痛を味わうことになる。こちらもほぼ満席。本を読んでも、寝てもつかない。日本だったら東京大阪なんて一時間ちょっとだっていうのに。そういえばソウル−東京もそうだ。どれだけ広いんだろう・・・と改めて、そして数十回目の実感をする。下を見ると思い出したかのようにぽつぽつととても小さな町明かりが点在している。荒野と森林しかないのだね・・・。ランディングに入るのも小型機だから滑走路が見えてからで十分らしい。旅の疲れからか、何も無いカルガリーの町明かりを見ただけでも多少感動はひとしお。 ま、NYだって空から見れば町の色は一緒なのよね。 空港に到着したのが十一時。NY時間午前一時。税関を通過するのに少し戸惑う。なんせ、こんな片田舎にビザの更新のためにわざわざ来る日本人などいないのだろう。係官だって、ビザ切れているのに米国内にとどまれるのか?なんて聞いてくるし。ま、ここは日本パスポートの出番ということで、どんな通関だってスルーできてしまう。 不安だった荷物も無事ミネアポリスで移し変えてくれたらしい。この辺がアメリカですよね。ヨーロッパだったら半ば諦めなくちゃいけない。 くたくただったので、別段考えもせずタクシー乗り場に直行。運転席と後部座席との間に仕切りが全く無いタクシー。荒野の中を走りぬけダウンタウンへ。タクシー料金がNYより高いんじゃないか?っていうくらい高額で多少びっくりした。 チェックインのときに明朝行かねばならぬ、アメリカ領事館の位置をフロントの人に聞いて、部屋に入る。 なかなかいい部屋でちょっとハッピーになる。 ちゃんと作業が出来る机と椅子があるのがいいんですよ。 テレビで、どうやらNINTENDO64ができるらしい。ラブホテルか、ここは。 バスローブもついて快適なのに寝付けない。それは暖房の操作の仕方が分からず、寒くて眠れないからでした。参った。
2004年12月13日(月)
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