NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 羨望の住環境

 今日テストが終わりました。(ま、テストは一つだけなのですが)それも計量経済学。なんどもこのエントリーでは悲痛な叫びを残したものですが、最後は記憶力テストのように、単語の意味も数式の意味も分からず完全暗記してそれを書き写してきました。不可以外ならどれでも大歓迎というのが私のこの大学のコンセプトなので、なんとかなるでしょう。

 明日の午後からサンクスギビング。だからといって特に予定はありません。色々キャンセルしたし。いろいろな事情で。(提出物とかお金とか)

 さて、私の自宅は、大学院生の寮なのですが大学のキャンパスから少し離れている。徒歩15−20分くらいかな?ま、そこから私の用事がある建物までさらに、15−20分かかるので、都合30−40分くらい歩かないとたどり着かない。バスもあるが、ちょっと遠回り。帰りはバスがないので(州バスが普通に夕方だったりするので)極寒の雪の中歩くことになる。このときに毎年飛び降りる人の気持ちがよくわかる。行くときもバスが来ないで極寒の中30分もまってその夜と翌日から3日間高熱だした。さすがイサカ。もうバスドライバーをにらみつけるのも飽きてきた。
 
 ところが、学部生は、非常に豪華設備なキャンパス内の寮に住んでいるわけですね。各所にダイニングがあり、おいしい。そのダイニングにしてもメニューは日替わりだし、一週間に一度は、テーブルクロスがかけられ、世界の国々の料理が紹介される。図書室・勉強部屋もとても快適なものが備わっていて、その寮が郡立するエリアにいれば何もいらない。友達もいるし、勉強も出来るし、食うことにも困らない。

 他方、私たちは、院生の寮は三つあり、どれも分散しているので、仲の良いお友達の寮に行くには、とても歩けない。(以前歩いたが50分かかった)勉強部屋なんぞはない。(卓球部屋がある。真さんか長谷川くんがきたら神戸の時の再勝負をここでしてみたいと企んでいる)

 最近、学部生の4年生の履歴書・エッセイをチェックする依頼があり(またここでもやってるよ。日本では内職だったのにね)そのたびにダイニングでごちそうになり、勉強部屋を使わせて貰っている。うらやましいこと限りない。建物だって中世のお城のようで格好いいし。

 生まれ変わったら、ここで大学生活を送るのも悪くないかもしれない、と思えるほどだ。(あーやっぱりどうかな。あんなに勉強したくないもの。学部生はアホみたいに宿題が出るので私たちより忙しそうです)ダイニングで学部生の若々しい人たちと食事をしていると、多少イサカ生活も改善される。


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写真は、上から
パーティのあるときのダイニングの風景
そのときの食事。(不思議なメキシコあたりの南米料理)
コミュニティ内の談話室

追伸:私が監修した履歴書とエッセイはどれも相手先企業に大好評で、すご〜〜い企業から内定がもらえたとか。23歳で年収900万ですって。すごいね。ん?私。無理。中身がないから、履歴書とかエッセイでカバーが出来ない。

2006年11月22日(水)
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