NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 クリティカルな食事事情

 なんか意味不明に朝6時に目が覚める。昨日の夜早く寝た罰か?もう朝が明るい。あたりまえ?でも、日が落ちるのが9時頃になってるんで、やっぱり北半球は違うなーなんて思います。
 
 ここ数週間というもの、就寝時間が朝7時8時なんてことになっているので(起きる時間も午前中なんですよ)陽が長かろうが、周りが春らしく美しかろうがあんまり関係ない。部屋にこもって、延々と論文を書いている。

 そんな日々の話。

 お昼御飯がまず今学期は問題だった。昼ご飯は、食堂があるところまで徒歩15分かかるので、なんか週に二回はお弁当をもちよることとになっている。私としては、「ちょっとくらい高くてもいいじゃん」とか「ちょっとくらい時間がかかっても次の授業死ぬほどつまらないんだから遅刻OK」とかいう気分でいっぱいなんですが、他の人的にそうはいかないらしく、毎朝学校に行く前に弁当を作ることになった。あれだね。アメリカだって普通にピアプレッシャー(集団の圧力)ってありますわな。そういや私の研究分野ってそんな目に見えない人の行動を左右する文化だったりするんだが・・・。自分がまさにそれに悩まされるとは。
 月曜日と水曜日は本当に憂鬱だった。朝少し早く起きて、弁当を作る。なんで、私が作らなくちゃいけないんだ。しかも自分のだぞ。一月から毎週呪っておりましたがそれも練習で終わり。作品の一つを記念にアップしよう。これ↓

 次に困るのが、夜食だ。私は図書館よりも自室の机がもう生活空間の90%を占めているので、机に向かっていることが多い。あとは寝るときと、炊事・トイレ・シャワー、くらいしか席を外さない。最低だね。
 NYCにいた頃は、お友達も少しはいたので、彼らと夜食何たべようか?とか、何作って欲しい?とか色々楽しかったんですが、寮のみならず半径5キロ以内、いや500キロ以内、深夜に呼び出して御飯を食べる友達もいない。材料も買い置きしかない。そんな中、日本から送って頂いたモノや、延々と腐らない野菜(にんじん・タマネギ・ブロッコリー)をむしゃむしゃとマヨネーズだけで一籠(カゴだよ。カゴ)食べて飢えを忍んだり。論文のすすみが悪いときは日本から届いたカップ麺とか食べてみる。(最近のカップ麺は作るのが複雑なだけあって意外とうまいのね〜♪)

 とまあ、このイサカに来て、昼ご飯と夜食で悩むようになった。いままでは楽しみだったのに、メニューを考えるのがこれほど苦痛だとは。主婦の悩みってこんな感じなんだろうか、って思った。

 っていうか朝焼けの中メールを確認して、カーテンを閉めて(開けるんじゃない。閉めるの)、mixiアップして、ニコニコ動画をあさって、ラキスタで爆笑してる自分は本当にどうかしてると思う。学校でプリントアウトと計算機を動かしに行く前にこんな事をするなんて・・・。大自然に囲まれた広大で重厚なキャンパスの中で、科学の先端を行く研究施設でこんなバカは私だけだと思う。でも、メッセンジャのリストを見れば同類が沢山いるのでネットって結局練炭抱いたほうがいい負け組を量産するシステムなんだと実感できる。これもある意味ピアプレッシャー。


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2007年05月07日(月)
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