Diary?
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昨日は「水出し茶会」に参加する。 幹事さんの持参された水出しの中国茶二種、東方美人と文山包種を頂く。水出しだけあって、渋味がなくてあっさり飲める。特に東方美人が美味。
水出しをする前に一時間くらいお湯に浸すと、濃い水出しができると幹事さんに教えてもらった。手持ちの茶葉をいろいろ試してみよう。
私が持参したのは、静岡から貰った「水出し煎茶」と、ベトナムの「蓮芯茶」。
水出し煎茶は友達の帰省土産で、ティーバッグになっている。一晩の水出しでかなり濃く出て美味しかった。
蓮芯茶は珍しいのでまあ話題作りにと思って。 ベトナムのいわゆる「蓮茶」は、昼の間に蓮の花の真ん中に茶葉を置いておき、夜になったら花が閉じて花の香りが茶葉に移るという、とてつもなく風流なお茶である。
しかしこの蓮芯茶は、茶葉に蓮の芯の部分を乾燥したものがブレンドされているようだ。香りはかなり強くて、香りを楽しむというよりは普段飲みという印象。茶葉が強くちぢれているタイプで、水出しにしてみたら色が全く出ない。水色がほとんど透明で香りが強いとどうなるかといえば、それはまるで化粧水を飲んでいるような気がするのだった。化粧水を飲んだことはないけど。
仕方がないので、水出しの掟を破ってお湯で煎れ、水で急冷する。麦茶なんかと同じ煎れ方。これでようやく冷たくてもお茶の味と蓮の香りが残る。そもそもあまり冷茶向きではないみたいだなあ。
しかし「うえ〜何これ」ってな反応を予想していたら意外にも好評だったので、嬉しいような残念なような複雑な気分。「レンコンを使ったタイ料理に合いそう」との感想があって、レンコンも蓮だもんなぁと深く納得してしまった。
そしてこのお茶会で、私は初めてよその人の前で二胡を弾いたのだった。ひぃぃ緊張した。今までは両親と、ごく近しい友人2名くらいにしか聴かせたことがなかったのだ。人前で弾くと、もっときちんとした曲が弾けるようになりたいと思う。今はまだポジション移動ができないので、弾ける曲が限られる。この間のレッスンで先生が弾いてくれた西安地方の曲、音階がペルシャ風でとても不思議な曲だった。あんなのがお茶会で弾けるようになったらいいなあ。修行に励もう。
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