思考過多の記録
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myriaというインディーズのバンドが参加するライブイベントに行ってきた。そのバンドの出番の終了後、ボーカル・作詞担当でリーダーのヒマリさんと、バンドのギター2人、そしてmyriaのライブの記録やボーカルの人のプロモーション映像を撮り続けているという男性、そしてmyriaのファンで今回のライブのためにはるばる名古屋からやってきたという男性の6人で、ライブハウス近くのファミレスに行った。 目的は、ちょっとした打ち合わせ。 カメラマンの男性は、今日のライブの記録映像をパソコンで見せ、またプロモーション用と思われるヒマリさんの写真を何枚も見せてくれた。 僕は彼女や他のメンバーと、彼女の歌や詞について語った。
僕はmyriaを、以前お世話になったユニットの主宰およびそのサイトで知り、ライブをこの秋に初めて見に行ったのだが、それと前後してネット上でヒマリさんとは言葉を交わすようになっていた。 また、myriaファンの男性は、myriaや僕がよく覗く劇団のサイトのBBSで書き込みをしていて、よくそのお名前を目にしていた。 それがこんな形で同じテーブルを囲み、話をしている。何だかとても不思議な気持ちになる。 そして、僕達を結びつけたのは、myriaの音楽なのだ。
今日のライブは、年末の忙しい時期であること、時間帯が中途半端であったことなどの条件があってか、正直言って寂しい感じの入りだった。 でも、披露された新曲は、どれも僕の心をうった。 そして、わざわざ時間を割いて、たった30分くらいのために時間とお金をかけて駆けつけるファンや、被写体としてずっと追い続けるカメラマンがいる。また、今日この場にはいなかったが、ヒマリさんの詞の世界に魅せられて、ファーストアルバムのCDの帯にコメントを寄せた人もいる。 myriaの楽曲には、それだけの力があるということだ。
メジャー系のバンドやアーティスト達は、その作品で何千人、何万人の単位で人々の心を動かし、ときにはその人生さえ左右する。それはものすごいパワーである。「売れる」「売れない」という言葉で語られることの中身は、勿論経済的なこともあるが、どれだけ多くの人達に受け入れられるか、もっと言えば、どれだけ多くの人達をどんな形であっても「動かす」ことができるか、といいうことである。 それだけの力が、その作品にあるのかということだ。 そして、そういう作品を作れる者だけが、真の意味での「アーティスト」であると言えるのだろう。
今日、初めてもらったヒマリさんの名刺には、肩書きにバンドの名前と共に「Artist」と書かれていた。 甘い歌声ととぼけた喋りに隠された、彼女のある種の「決意」が伝わってくるように、僕には思えた。 そして僕も、いつか多くの人達を突き動かせるような作品を生み出したい。東京の片隅で、密かにそう誓った夜だった。
※myria☆☆公式サイト http://www.myria-net.com
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