思考過多の記録
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病気が再発して以来、4ヶ月にわたる休職期間が、間もなく終わろうとしている。 来週にも、医者が段階的な復帰を認める方向になっているからだ。 扱いとしては休職中に変わりはないが、徐々に出社して、体を慣らしていこうというわけだ。
正直言って、会社に戻りたくはない。 今の上司はとてもいい人で、僕の立場に立って物事を考えてくれる。また、僕を守ろうとしてもくれる。 仕事だって、まだまだ慣れないが、ここの作業は別として、大きく見れば僕に全く向いていない訳でもない。 それでも、僕は会社に戻りたくはない。 それは、社会と関係を絶って過ごしたこの数ヶ月が、昨年の休職期間も含めて、とても生き生きと過ごせたからだ。 とどのつまり、社会に戻りたくなくなってしまったのである。
とはいえ、社会と関係を持っていなければ、生きていくことはできない。 食い扶持を稼がなければ、いずれは餓死する。 その前に、ライフラインが止められ、通信手段も奪われるので、この日記の更新もままならなくなる。 しかし、僕が社会と関係を持たなければ、と思えるのはそういう理由だけだ。 自分が活かされることをやっているのでなければ、社会と繋がっている意味はないと思う。 それならば、樹海でも彷徨っている方がましだ。
これは、ほとんどひきこもりの論理である。 この調子で、僕は復帰についての話し合いを会社の人とまともにすることができるのだろうか。 自分に嘘をつきながら、僅かな金を稼ぐために生きていくのは、正直言って嫌になった。
それでも僕は生き続けなければならないのだろうか。 あの息苦しい場所に戻るために。
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