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■ 惡夢
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■ 惡夢
昨晩から今朝四時過ぎ迄眠れずに過ごしてゐた。
一旦は眠り掛けたのに夢の中に出て來た彼から逃れ樣と足掻いた結果だ。
夢の中の彼は僕が見捨てたあの時の彼で、蒼褪めた苦し氣な表情で僕に何かを傳へ樣としてゐた。
苦しくなり掛けた僕は「許してくれなくて可いです。」と笑ひ泣きしながら叫んでゐた。
今年ももう水無月になつてしまつたのだね。
一旦は眠り掛けたのに夢の中に出て來た彼から逃れ樣と足掻いた結果だ。
夢の中の彼は僕が見捨てたあの時の彼で、蒼褪めた苦し氣な表情で僕に何かを傳へ樣としてゐた。
苦しくなり掛けた僕は「許してくれなくて可いです。」と笑ひ泣きしながら叫んでゐた。
今年ももう水無月になつてしまつたのだね。
2002年06月04日(火)