
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
MAIL
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2001年03月08日(木) ■ |
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就活な1日 |
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第一部 朝から決断。
うたた寝から復活。 時計を見たら午前4時半。 それって寝たうちに入るのか? 山口君が帰ってからの3時間ちょっとしかたってないやん。
等といっていられないのも現実。 がばっと起き上がって書きかけの履歴書を完成。
これ、今日持っていくのよね。
そして、ある会社にメールを送る。
昨日はセミナーに参加させて頂き・・・云々。
やっぱり受ける気がしなかったあの会社。 エントリーシート出したけど受けないよ。棄てといて。 との旨をメールで送っておきました。
正直その会社の次の選考と同じ日に入っていたセミナーを削るほどには、 その会社には魅力を感じなかったという事です。
ご縁がなかったということで・・・。 この就職活動で私が企業相手に始めて出した不採用通知でもあります。 就職活動ではこういうこともきっとアリ。
さて、中途半端な時間で寝てもきっと寝過ごしてしまうだけでしょう。 これから日記の編集でも始めますか・・・。
こうして私の朝ははじまった。
第二部 午前のセミナーにて。
とある紳士服の会社セミナーです。 ここが・・・・凄かったんだ。
いや、わかってる。 もちろん、この人らが接客のプロだってことはよぉく分かってる。 でも・・・・。 あんたら演劇の練習でもやってんのか?
妙に発声が良いし、間の取り方もうまい、視線の配りも良い。 絶対舞台で練習してるでしょう!? それ、入社1年経たない人の動きじゃないぞ!?
しかも、後からきた入社2年目の人はもっとすごかった。 上記の喋りの上に、体の動きが追加される。
妙に腰が低く、身振り手振りが大胆。 うなずく時も体全体、振り向く時も体全体。 なんだか女性的な印象を受けたその人は男前。
なんだかなぁ・・・・。
ま、いっか・・・・。 なんかうまく感想がまとめられないや、あはは。
第三部 午後の面接にて。
どうも、ここの会社とは縁がないのかもしれない。 ちゅうか、私が深層心理でやる気ないのかもしれない。 いや、実際結構やる気ありません。 そんな気持ちが表に出たのか、またやっちまいました。
前回印鑑押し忘れで履歴書提出できませんでした。 今回は印鑑も押し、写真もはり、書き漏らしもなく。 ばっちりじゃん、って思って行ったんですが。
廊下で面接待ってる人、みんな「2次面接」なんですよね。
「1次って集団でしたよ」 親切に教えてくれるが、どうやら次の面接は私一人らしい。
「適正検査の結果がよかったから1段階飛んだのでは?」 数学悪かったって感触だし、それは絶対違うな。
とにかくどうでもいいことで妙に緊張して、そして自分の番。 素早く履歴書を取り出す。
「1次面接アンケートは?」 「は?」
そんなの・・・あったっけ・・・あったっけ・・・? あった・・・・。 いわれてみればあった。 大体、何で今日に限って私は、面接受ける会社の資料一つも持ってないの? そら、前夜は(早朝か?)午前のセミナー会場調べるので大変だったけど・・・。 だからってそんな初歩的なミスをするかなぁ!?
もう・・・この会社は落ちたと思おう。 どうせやる気ないし。 でもとにかく勉強にはなった。 「初心わするるべからず」ってことで。
第四部 メールにて。
夜のことです。 家でテレビを見てボーっとしていた時。 2月23日の面接の時、一緒だった市原さん(仮名)からメールが届く。
「やっぱり適正検査で落ちてました。えへ。」
なんだか妙にショックでしたなぁ。 この人、なんていうか凄く友達作るの上手で、 面接前後のほかの学生への気配りやなんかを見てても、
「あ、この娘、受け答えはしどろもどろの時もあったけど、 多分絶対うかってるだろうな。」
と思ったら、やっぱり1次面接は受かっていたらしい。
適正検査で落ちることはあまりないと聞いていたので、 数学が苦手とは言え、この人がここまでだったというのは残念だった。
面接なんかで仲良くなるのは良いけど、こういうときはつらいね。 たった10人の採用枠。 自分がちょっと尊敬できる学生が落ちて、自分が残った時。 本当に自分にそれだけの価値があるのかと考え込んでしまう。
仮に最後の(採用の)10人に残ったとして、 私はきちんとその会社に入社するのだろうか。 入社しなかったとしてその人たちに顔向けできるのだろうか?
でも、それだけは情に流されて決定する事はできない。 自分の人生がかかっているから。
ただ、 自分が残った背景には、他の人が落ちているという事実は忘れてはいけない。 そこにはそれだけの重みがあるということは。
なんか随分当たり前のことを再確認しながら、 当たり前のことがわかるようになっただけマシか。 と思った。
同時に思う。 ここで落ちる人、残る人がこうして出てきても、 もし同じ業界を目指すならきっとまたどっかで会うことだろう。 それが就職活動中か、就職後かはわからないが。
この就職活動を通しての様々な出会いは、 同じ業界の別の会社に就職するであろう私と彼らの顔見せの儀式なのではないか。 時にそんな風に思えてならない。
集団面接で「この人すごい」と思えた人がそこで落ちても。 私から見てそう思える人は、きっと他の会社の誰かが認めると思う。
私だって、この先この会社の2次面接、最終面接と最後まで勝ち抜けるかどうか、 それは終わってみなくてはわからないけど、 どこかの会社には必ず潜り込んでみせる。
そしたら、この前の集団面接で一緒だった6人は、 きっと来年には同じ業界に同じ年度入社した人間となるわけで。
そう考えたらなんか感慨深い。 今のこの人らとのこういったつながりを、 後々まで持っておけばなんか凄く面白い事になりそうな。 そんな気がする。
みんな、それぞれに行き先が決まったら連絡しようね。 そんで皆が落ち着いたら、約束どおり飲みに行こうね〜。
(ごちゃごちゃしててすんません。)
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