
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年05月05日(土) ■ |
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黄金週間(7) |
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黄金週間(7) 「まどろみの京都観光」
昨夜軽く酔って帰ってきた私だったが、 何故か夜にやっておきたいことが色々と出てきて、 荒いものや洗濯や、掃除や、他にもなんか色々で、 気がついたら結構遅い時間(ある意味はやい?)になっていた。
もう、、、ここで寝たら今日は一日寝て過ごしてしまうな。
そんなことを朦朧とした頭の中で考えて・・・。 否、頭は凄くしゃきっとしていたな、その時は。 いくら「朦朧とした」の方が字的に格好良いからって嘘は良くない。 とにかく不思議としゃきっとした頭の中でそんなことを考えていた。
午前5時、それから私は朝の準備といえるものを一通り済ませる。
今日は遠方より友来りて皆で京を観光する予定なのだ。 観光なんだからきっとみんな早起きするに違いない。 昨夜携帯に「明日の予定は?」のメールを送ったところ返事がないのは、 実はほんのちょっとだけ不安だったのだが、まぁ大丈夫だろう。
そういうわけで私は午前8時には入浴、朝食、着替えと全て終了していた。
「さぁ〜、いつ電話かかってきてもOKよ〜」
・・・・。 鳴らない電話。 ああ、そうか。 そうなんだ、そうなんだね?
きっと、私がまだ寝てると思って気を使ってくれてるんだね? ・・・・・。 なんかまだ寝てる気がするな・・・。 寝た子を起こすような恐ろしい真似だけはしたくない・・・。
そう思い始めると、奴らがまだまだ睡眠の中にいる情景が頭に浮かぶ。 ・・・・。 寝てるな・・・絶対寝てる・・・・。
しょうがない、日記でも書くか・・・。 私はゴールデンウィーク中、遊びで忙しすぎて滞っていた日記の続きに着手した。 これで当面の眠気も吹っ飛び、 待ってる間の暇もつぶせ、 呼ばれてもすぐに出て行けると言うものだろう。
10時過ぎだっただろうか?
トゥルルトゥルルトゥルル・・・。 個性的な音で呼びかける電話を素早くとる。
「今起きたぁ〜。」 ・・・・・。 「とりあえずうち来て〜。その間に準備できてると思うし〜。」 ・・・・・・。
とりあえず行って見る。 11時ちょうどぐらいだろうか?
「おはよー」 入っていった瞬間あっけにとられた。
「パジャマやんけ!!!!」
しかし私の元気もここで終了。 この後、私は1日眠気と戦いつつ、日頃のテンションを取り戻せずにいた。 唯一復活したのは夜の「鍋」の時だけだろうか? うどんが美味しかったので、満腹度と関係なくいつまでも食べていた・・・。
「そういえば柏餅が・・・」 そんなもん喰えるか!! 腹いっぱいじゃ!!
「それって今日中に食べなくちゃいけないの?」 「子供の日だから」 誰かの問いかけに素早く返答していたのは私だった。
ケーキ類が別腹なのはわかるがあんことか餅とかは・・・。 なんて云いながらも結局ぺろりと食べてる私。
・・・・・。 ちまきはないのか?
<次回予告>
捜し求めていたものが見つかった喜び。 そこから始まる新たな出会いとは。 しかしその出会いも必ずしも幸福なものであるとは限らない。 人と人との交わりは、各も辛く醜いものなのか?
そうして現れる訪問者。 大東君の羨ましくも危険な出来事とは?
次回 黄金週間(8) 「黄金の終末」 君は生き残ることができるか?
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