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ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年08月08日(水) ■
「夏の漂泊編」 第1部 ��ヘリ襲来〜豚しょうがの嵐〜

天気 曇りのち晴れ

「今日もガスってるからヘリは来ないだろうなぁ。」
「でもいつ晴れるかわかんないから容易はしといたほうがいいよ」
みんなでそんな話をしながら朝食の片付けをしていたら、
まさしく片付けが終わったその時にヘリの音が聞こえてきた。
よかったー、朝飯食う時間があって。

ヘリ到着後はまさしく上を下への大騒ぎだった。
俺は南極前に待機し、次々運ばれてくるものを一つ一つ受け取って整理する役目だった。
楽そうに聴こえるかもしれないが、実はこれが一番しんどかったかもしれない。
大体ヘリの姿を見られなかったってのはそれだけで不幸だ。

ともかく、ヘリの荷は思ったよりは少なく、非常にスムーズに進んだ。
が、問題は南極前に積み上げられた食材の山をどうやって整理するかだ。
一応中はそれなりに片付いてはいたが、それでも作業は大変だった。
もし昨日の作業をきちんとやっていなかったらと考えるとぞっとするものがある。

はじめに多少苦労をしておくと、後で楽が出来る。
なんだかその好例だった気がする。

今日から昼食は交代でアルバイトが作ることになった。
メニュー、作り方は料理の本で調べて、それぞれが作るように。
大東さんからの指示だったが、正直不安だった。
いつも従食を作ってくれる昭子さんがアドバイスしてくれると言う言葉に勇気付けられ、
それではと、秦野さんと二人で作戦を練る。
今回の当番は俺ら二人なのだ。

「秦野さん、豚しょうが焼き、美味しそうですね。」
「そうやねぇ。昭子さん、豚しょうが焼きって難しいですか?」
「それだったらちょうど近いうちに作ろうと思ってたから教えてあげるよ」
話は簡単にまとまった。

普通は11時に厨房入りして昼食の用意をするのだが、
何故かこの時俺と秦野さんは妙に気合が入っていて10時半に集合していた。

あまりにも早すぎたので、

「じゃぁ二人で付け合せのキャベツ千切りでもやりますか?」

二人して危なっかしい手つきで包丁を手にとる。

・・・・分厚い。
なんか二人とも分厚いぞ、キャベツ。
少しずつなれてきて薄くなっていくけれど、でもやっぱり分厚い。
こりゃ千切りじゃなくて百切りだな・・・。

まぁキャベツのことはさておき。

いよいよ豚しょうが焼きそのものに手をつけることになった。
なんだかんだで実際作る段になると、昭子さんが作り方を一から教えてくれる。
というか、味付けはほとんどやってくれた。

これは・・・もう後は焼くだけだな。

なんか自分たちで作った気はあまりしないのだけれど、
でもまぁ結果として美味しいものが出来たことには違いない。
よしとするか?