
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年08月20日(月) ■ |
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| 「夏の漂泊編」 第2部 �ジ�舞いの人たち(2) |
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天気 曇り
大型の台風11号が近づいている。 そういえば今日下山する奴らが結構多かったはずだ。 彼らは無事に降りてこられるんだろうか? 山田君の話によると、桃城や仲村は下山後見舞いに来てくれるらしいのだが。
午前の回診によって、水曜日には退院できるとのこと。 水曜日と言うと・・・・2日後。 もうすぐじゃないっすか!?
が、家に電話してみたところ木曜日にしてくれと・・・。
なんで? 俺は退院できるようになってから、こんなところに更に1日余分にいなきゃいけないんすか? 金はある。(←バイト代) 荷物は親父が持って帰ってくれたので少ない。 支払い自分で済ませて、そんで自力で帰ってみせる。 っていってもダメだった。 どうしても迎いに来たいらしい。 そのために1日退院を遅らせるなんて・・・エゴだよ、それは!(アム○大尉)
等と愚痴ってみても詮無いこと。 点滴ももうすぐ外れるらしいし、そうすれば風呂にだって入られる。 何故か俺のところにだけ昼食が来なかった以外にはとくにトラブルもなかった。 (もちろん後で持ってきてもらったが、明らかに電子レンジで暖めた熱さだった。)
夕方頃、見る見る外の天気が微妙になっていくのを眺めていると、 病室の入り口から騒がしい奴らが入って来た。
桃城、仲村、水谷、意外なことに島村さん(仮名)や福岡さん(仮名)の姿もあった。 今日降りてきたのは野郎3名、女人2名のバイトと、従業員の江坂さん(仮名)の計6名だったらしい。
「台風来る前でよかったなぁ」 「いやー、本当それが心配で慌てて降りて来たんすよ。」
一応病室であることはわかっているらしく、小声で話す様気をつけているらしい。 が、小声で話していてもなんとなくにぎやかな雰囲気のする連中だ。
「後、これ食べてください」
なんとなく誇らしげに、一応5人の中ではリーダー格の桃城が果物の箱を置く。 なんか凄く高そうだ。
「5000円ぐらいしたんですよ。」
・・・・そこで値段言うかな・・・・。 ていうことは、1人1000円。 奮発してくれたんだなぁ。
「そこらへんのスーパーで買ったんですけど、ちゃんと値切りましたよ。」
桃城・・・・スーパーで値切るなよ・・・・ なんでそんな大阪人の見本みたいなことをしてるんだ・・・・。
今は流動食からやっと三分粥食に代わった所なので食えない。 が、数日後には退院だからその後で頂く。 そんな話をしていると、今日の夕食が運ばれてきた。
五分粥食。 すこしずつ粥がご飯に近づいていく。
「三分から五分になったんだ、よかったね」
そういいながら、食事の邪魔になるといけないからと5人は去っていった。 なんだかんだで嬉しいもんだね、お見舞いは。
桃城とか仲村とか、関西にいて比較的近所のお前ら! 退院したらいつか飯でもおごってやる! 覚悟してろよ!!
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