
ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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| 2001年12月27日(木) ■ |
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| 寒き遠方より �Φ△蠅亘摸�線で |
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昼過ぎ、秋田を出発した。 以前、太平洋側から帰ったことがあり、来る時は内陸を北上してきたので、 今回は北陸線経由で帰ることにした。 時刻表によると、実はこれが最短らしい。
14時35分 酒田着。
次に乗る電車まで1時間近くあったので外に出てみた。
と、なんとなく駅の様子に見覚えがある。 売店の場所、待合室の場所・・・。 外に出てみて、左に曲がると、コンビニとパン屋さんが一体化した店がある。 パン屋さんで買ったパンは店内でそのまま食える。 俺はここでパンを買って食った記憶が・・・ある。
駅の待合室で、電車を待ちながら新田次郎の「風雪の北鎌尾根」を読んでいた記憶もある。
どうやら、3年と7ヶ月前、白神山地へ行った帰りに通ったようだ。 俺は、あの時の記憶として、「仙台から太平洋側をヒッチハイクして東京へ行った」ことしか覚えていなかった。 が、東能代から仙台へ至るために、この駅を経由していたらしい。
駅を出てからも、遠くに見えるダイエーに見覚えがあり、そちらの方へ歩いていった自分も思い出せる。
今回はそちらではなく、駅を出てまっすぐ北へ向かった。 なんとなく日本海が見たかったのだ。 1時間以内に行って戻って来られるかどうかはわからないが、とにかく歩く。 電車の中から見えたの海の方がきっと綺麗なのだろうけど、思いつきだから仕方がない。
30分以上歩いて、そろそろ戻ろうかどうしよかと考えていたら、少し高いところを走る道路を発見した。 この坂を登って見えなかったら諦めよう・・・。 そんな想いとは裏腹に、俺は坂を駆け上がっていた。
坂の上からは、確かに海が見えた。 船がたくさん並んでいて、建物がいくつか見える。 酒田の港なのだろう。 思ったほど美しくも感動的でもなかったが、それは海だった。 ちゃんと地図を見たり人に聞いたりすればもっと早く辿り着けただろうに・・・ 随分遠回りをしてしまった。 が、ともかく海についたんだ。
かなり意味不明な達成感を胸に、村上行きの電車がまつ酒田駅へと向かって、 乗り遅れない様に帰りはダッシュしていたのだった。
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