2003年09月08日(月) 晩夏


他の子に対してと私に対しての彼を比べるのなんか、やーめた。
私は私だし、どうしようもないことだもん。
私なりに彼を好きで、彼なりに私を好きっていうだけで十分。
次の約束とか二人のルールとか、あってもいいけどなくたっていいじゃない。
ダメなもの同士で、不器用にでもちょっとずつ進んでいければ。

彼がふざけて送った「さようなら」のメールがおかしくて、ふふふってちょっと笑った。
それと同時に、いろんなくだらないものやことがどうでもよくなった。
秋に変わりつつある夜は、風がやわらかくて、やさしい。
自転車を丸くジグザグにこぎながら、いつもの鼻歌も歌わずに帰る道。



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