年賀状のデザインも完成させ、自分のHPのりんくページをようやく改装して、ふぅ・・・・これで今年やり残したことといえば、あとは写真の整理だけ(ため息)と、ちょっぴり安心してみた。この写真の整理が一番厄介といえば厄介なんだけど・・・・。
そんな私のHPも、ついさっきカウントが6300を回っていて、今年の初めにオープンした 夕暮荘・本館 も、着実に進歩を遂げていっているようです。ありがたい、ありがたい・・・・。
当初、そんなに流行らないかもしれないけど、まぁ自分の作品集代わりになればいいや♪くらいの気持ちで始めた みそひともじBBS も、気がつけば色々な人たちがちゃんと短歌で足跡を残していってくれていて、秀逸作品も随分たくさん溜まった。こんな古臭いことに興味を示してくれる人がいるのかなぁ・・・・・?と多少不安ではあったのだけれど、ここまで流行れば御の字だ♪
みそひともじというのは、すなわち、短歌のことである。むか〜し、学校なんかで「5・7・5・7・7」っていうのをやったと思うんですけど、覚えてます? そう・・・・あれなんです。うちのコンセプトとしては、ややこしいルールとかはなしにして、31音の中で日常の1場面を切り取ってことばで表現したりとか、切ない恋心を詠ってみたりとか、そういうのをごくごくフツーにやりたいっていうだけで、何ら難しいことはないのです。そのせいでか、最初は二の足を踏んでいた人々も、今は常連として、足しげく通ってきてくれている。 今、WEB上にとどまらず、色々な場所で 俳句 は日常的に楽しむ人が出てきているようで、例えば某朝の番組の中のヒットコーナー、「松任谷由実選集 五・七・五」とか、某清涼飲料のペットボトルや缶のラベルにある俳句集なんかはその代表ともいえるのではないだろうか。 それにくらべて、短歌はなかなかメジャーにはなりきれないらしい。 上の句・下の句の2部構成っていうのが、どうも詠み手を躊躇させる最大要因のようで、うちのサイトでもよく
「5・7・5までなら、何とか作れるんだけど・・・・」
と言う人も少なくない。私は逆に、俳句の構成だけでは言いたいことが収まらなくて、だからこそみそひともじなんだという経緯があるため、どうしても俳諧の世界に入っていけない(笑)。それどころか、みそひともじでは足らずに、7・5の4部構成である今様という48音にまで手を出す始末・・・・。どうも短くまとめるのは苦手らしい。 歌壇という世界まで踏み込まなくとも、俳句に比べて短歌は「難しい」という印象がもたれているのだろう。例えばWEB上で扱われている量を比べても、短歌のほうが格段に少ない。
だからこそ、やりがいがあるというもの(笑)。
私の作品はともかく、うちに詠みに来る人たちの作品を1度見ていただきたい。(長野県知事じゃないけど)とても自由闊達で、表現の仕方も人それぞれで面白い。 な〜んだ・・・・と思うなかれ。 文字数の制限という大きな枷(かせ)の中であえて表現をするというのは、やってみた人でないとわからない。それにこういう日常をある「かたち」として成立させるのはその仕事自体、私はすばらしいと思うのだ。色々な人の感性に触れるというのは、ものを書く私にとってもとてもありがたいことなのだ。
もともと歌を詠みはじめたのは、与謝野晶子をとりあげた芝居をやったのがきっかけだった。自分で歌に触れてみれば、彼女が何をしたかったのかというのにも少しは触れられるんじゃないかという気持ちで足を踏み入れたのだが、以来、自分のスタイルの確立を経て、どっぷりとはまってしまったというわけ。私がここしばらくずっとお世話になっている「雑」にも、短編小説といっしょに自作のみそひともじを掲載させていただいている。えらいはまりようだ・・・・。 1文字1音が保証された日本語ならではでの遊び・・・・50音の中からたった31音を選び出して音を作るのは、作曲の作業にも似てる気がする。もとは、リズムの構築みたいなものだから。 これを読んで、ますます 「おいおい・・・・やっぱ難しいんじゃん?」 とは思わずに、当館ではみなさまの投稿を心よりお待ちしているのであります♪
今回、年賀状にもみそひともじを引用してデザインしてみた。 私とつきあいのあるみなさん・・・・・来年早々、私の歌があなたの元に届きます(爆)
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