2000年12月23日(土)
歴史はそのまま血となり肉となり骨となっていた・・・・
 さて、この間から、やらねば、やらねばと言うだけで、ちっとも進んでなかった写真の整理・・・・・・。そもそもうちには膨大な量のアルバムがあり、もともと写真の整理は嫌いじゃないものだから、撮るたびにちゃんと順番を整理してとコメントを添えて、アルバムへと収めていたのだが、何せこのご時世  デジタル の省スペースぶりに叶うものはない(とほほ)。プリントされた写真の量たるや、きちんと整理されているはずなのに徐々に膨大な量になってきた。この間の大掃除で発掘されたもろもろの紙類(爆)などと一緒に、この際実家に強制撤去してしまおう♪ってことで、スキャナをフル稼働させて、パソにおおよその画像を取り込むという過酷な試練に立ち向かうことになったσ( ̄∇ ̄)・・・・この画像はいずれ我が家にやってくるCD-RWでもって、ディスクに焼き付けようと目論み中(うふふ♪)。おお、こんなところでスキャナが大活躍することになろうとは(笑)。
 実は昨夜、もうこなくていいやと諦めた途端に、月に1度の定例ローモードを誘う腰の痛み・・・・。最悪である。薬を飲んで寝たのはいいが、なぜか3時間くらいで目覚めてしまい、どうせなら夕方に起きて、夜通しやったろうと企画していたのに、朝もはよからパソに向かうハメになってしまったのである。
 今、夜の11時を回ったところだから、12時間近くやっていたことになる。(←バカだ・・・・・・明らかに狂ってる)どおりで腰が痛いはずだ・・・・・・。

 作業は順調に進んでいったが、ふと気になったことがある。

 昔、あれだけ太くて嫌だった自分の足が細く見える写真が何枚もあるのだ。
( ̄□ ̄;)!!
これってひょっとして・・・・・・。
 あぁ、今の脚のほうが明らかに太いってことなのね(爆)。

 それにしても、昔はけっこう短いやつをはいてるのよね、私・・・・。中学の頃はバドミントン部だったからテニススコートをはいていたし・・・・例えば今、テニスか何かをやり始めてスコートをはくなんてことになったら、明らかに躊躇してしまう。高校時代にしたってそうだ。制服はともかく、その他の場面でけっこう短いのをはいてたりする(笑)。今、私の母校でも、ほとんどの女子生徒はスカートを短くして、ルーズソックス、もしくはハイソックスをはいているようだが、私たちの時代は田舎ということもあって、踝まであるような長いスカートをはく最後の時代のようだ。私も例にもれず、入学時に買った標準丈のスカート(結局ほとんどはかなかった)の他に、市内の指導部から目をつけられていると名高い(爆)変形制服を専門に売っている店で購入した足首丈のスカート、そして高校3年になってからようやく短いのが田舎にも浸透しだしてきて、中学の頃にはいていたプリーツを切って自分で作った膝より少し短いスカートの3つを持っていた。今の女子高生がはいているようなケツが今にも見えそうな短さではなく、とってもお上品な長さなのであるが、ルーズソックスやハイソックスをはかない私たちは、実に露出度が高かったように思える(笑)。ふくらはぎ、まるだしですもの(爆)。今の女子高生と露出する脚の肌面積はあんまり変わらない(爆爆)。
 制服はさておき、野球のチアリーディングで真っ黒に日焼けしつつ白いTシャツとテニススコートで写っている写真やら、やっぱり日焼けして法被に晒、白パンという更にその上をいく露出度の高い応援団での写真もたくさん発掘してしまった・・・・。

 しかし、露出度の高さからいったら、こんなものはまだまだなのである。

 うちの高校は、3年女子が体育祭にマスゲーム(創作ダンス)をやるっていう伝統があって、ちょうど私たちの時代が1番露出度の高い衣装(ドレス)を着ていたようだ。デザインから布の調達、縫製まで全部自分でやらねばならないという過酷な試練なのであるが私は他力本願で乗り切った( ̄∇ ̄;) 代々の集合写真が体育教官室に保管してあって、それを参考にしてデザインや色なんかをクラスごとに決めるのだが、このマスゲームが始まった当初はタキシード調の衣装を着ていたり、スカートの丈も長かったり、デザイン的には素敵だが、随分おとなしいものが多かった。それが年度を追うにつれて、色も派手になり、デザインも過激になっていくのが覿面にわかるのだ(笑)。そのピークだったのが私たちの年で、以後、校長からストップがかかって「もっと節度をたもつように・・・・・」とのお達しが出たらしい(爆)。ここ1~2年のうちに母校のHPができたようなのでのぞいてみると、学校行事の写真画像なんかもアップしてあり、やはり体育祭の華と謳われたマスゲームの画像も何枚かあるのだが、なるほど・・・・私たちのときよりは随分おとなしい(爆)。
 んでもって、昨年の正月、実家に帰ったときに押入れの整理をしていて、この衣装を見つけてしまったのだ。母親と大爆笑しつつ

「いっぺん、着てみやぁ♪(訳:もう1度着てみたら?)」

との言葉に負けて、袖(はないのだが)を通してみた。
( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)
 こ・・・・・・こんなにスカート丈が短かったか?
 そ・・・それに、肩も背中もがらあきじゃん・・・・。

 25の私が自室でこっそり着てみるというのも相当な勇気がいったが、ギャグですむ。が、18の頃はこれをきてお天道様の下で踊っていたのだ・・・・。スカートが花びらか葉っぱのようにウェストから広がる形なので、チュチュとアンダーをつけないと直立でいるのに中が見えてしまうこの代物・・・・。う~ん、と唸ってしまった。若き感性というのは、時に犯罪スレスレのことを平気でやるものなんだな・・・・と(爆)。
 そのせいだけではないだろうが、炎天下の体育祭、団席にいると本当に熱くて狂いそうになってしまうものだから、日陰に涼みにいっている男子生徒も、マスゲームが始まるとなれば一目散に団席に戻ってきて、めあての女の子の名前を叫んだりしていたものだ・・・・(これはどうなんだか(爆))。団席の並びは前から1年、2年、3年というふうだったが、このときばかりは、最前列に3年男子がズラリと腰を据える(爆)。

 こんなことまで思い出してしまったが、若いっていうだけで何でもできてしまうっていうのは本当にすごいことだと思う。

 その後、芝居の衣装とかで、20歳をすぎてからも件のドレスに負けず劣らずのすごい恰好をしたことはあったが、あれは密閉された空間で、しかもお客様からお金をいただいていたりもする(そういう問題じゃないだろうが)。お天道様の下へその恰好で飛び出せと言われても、なかなかできるものではない。
 おまけにあの頃には無邪気さが前面に出ていた。そうでなければ教育現場でそういうことが許されるわけがない(爆)。

 あの衣装を着て踊っていた頃から8年ちょっとしか(「も」か?)経っていないが、あの時期というのは本当に「駆け抜ける」べき時代なんだなと思う。そういうのが全て、この体に、血となり肉となり骨となってみっちりくっついてきてしまって、両足で立っていられるのかもしれない。そのかわり、あの頃はもてはやされたはずの無邪気さは削ぎ落としてこなければならなかったようだ(爆)。それもそうだ・・・・・・。この年になって無邪気さを売り物にしていたら、なんだか不気味だと思う。


 みなさん、きっとお気づきでしょうね。
 こういうことを考えながら作業をするから、12時間もかかってしまうのです(爆笑)。
 明日は早起きして、朝から掃除をしないと、夜にはダーリンが来てしまう。ここにこの日記を書いてしまったからには言い訳が許されないだろうから、明日は全力で片付けようと思う、おマヌケなσ( ̄∇ ̄)なのでありました・・・・・。

あさみ


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