2001年04月22日(日)
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全ては風がかっさらってゆく |
土曜。 目覚めると、既に夕方。 ここのところの日課になった検温をば・・・・ で、やっと37℃をきっていることを知り、午前中しかやっていないはずの病院に行けなかった言い訳とか理由とかが揃ったので、ホッとひと安心(笑)。
んで、今日。 目覚めると、やっぱり既に夕方。 今日しか買出しにいけないことが重くのしかかっていたので、やっとこさ体を起こして、スーパーへチャリでGO。
と、見上げると。 家の近所の地藏尊の脇には大きな大きな桜があって、つい最近までは、日が落ちると白くぼんやりと浮かび上がり、大変幽玄的で優美な姿でそこに佇んでいたのであるが、今日見たところ、すっかり葉桜へと変貌してらした。 目覚める間際、びょおびょおと物凄い豪風が吹き荒れているのは気配でわかっていたが、いざ外へ出ると、ペダルをこぐのにも歯を食いしばるほどの突風で、えらい目にあった。 桜の木は、ゆったりゆったりとその枝を大儀そうに揺らし、新しく芽生えた葉をざわざわ言わせていた。
すっげ〜なぁ・・・・。
この風がなかったら、この木の下で立ち止まることはなかったと思うが、それにしても花をつけていたころとは全然姿を変える桜という木・・・・緑が大変美しかった。
スーパーの駐輪場に止めておいた自転車は、たった15分間買い物をしていただけなのに、あっさりとなぎ倒されており、ちょっとやそっとの風では絶対に枝から離れなかった近所の八重桜も、まるごとボトボトと道に転がっている。 おまけに、起き抜けから以前のような熱に襲われることもなく、今日は誠に持って健康。
すべては春の嵐が拭い去っていってくれたようだ。 めでたしめでたし・・・・・・。
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