2001年10月16日(火)
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持ちつ持たれつ・・・・ネコの情 |
昨日。 病院に行った帰りに、自転車を修理に出したため 帰り道は徒歩であった。
往路は自転車。 復路は徒歩。 で、もう1往復自転車。
オーアエ決戦で、精も根も尽き果てていたのに加え 肉体的疲労は、なかなか良い眠りを誘うものだ。
スマスマで(あたしがあまり好きではない)藤原紀香がキノコ料理を喰らって 木村拓哉の勝利・・・・というところまでは覚えているが、 その後のことは記憶にない。 なかなかいい感じに入眠できたものだ♪ 自負できるくらいの気持ちよさであった。
が・・・・・。
こんなにも、「眠り」に対してナーバスになっているこのあたくし、 そんなあたくしの逆鱗に有無を言わさぬ勢いで触れるものが 海賊以外にもいることに気づかされる事態を、昨夜経験した。
おネコ様たちである
いつどのようにして、この屋敷から外へ出たかは知れないが、 最近、涼しいものだから、人間様が全て家へ上がりこんだその後は 入り口全てはもちろん、窓にも施錠がほどこされる。
ところが、あたしは自室で煙草を吸うため 寝るときも、2つある窓のうち、枕もとの南側の窓は開けたままにしてある。
あはははは♪ 夢の世界〜♪ ( ̄¬ ̄*) 〜♪
昨日は本当にいい感じで眠っていたのであるが、 あたしは妙な悪夢にうなされて、薬効がまだ切れないうちに目が覚めてしまった。 時計を見ると、午前1時。
何なんだ?
と。 窓の外で、網戸をガタガタいわせながら 「うみゃ〜ん♪」と甘えた声を出す・・・・リンちゃん(通称アカレンジャー)
どうやら締め出しを食らったらしく、 唯一の入り口として、あたくしの部屋が選ばれてしまったらしい・・・・。 無視することも出来たが、この夏、ネコたちに助けられたことを思うと ちょいと心が痛むのだ。 ネコの手ではなかなか開けられない網戸をがらりと開けてやり 屋根からネコを拾い上げる。 「うみゃ〜ん♪」と一言挨拶を残すと、 リンちゃんはいつものマイおかんの部屋へと移っていった。
さて・・・・・・・。
(-_-メ)眠れない・・・・・
うわぁ・・・・。 せっかく、いい感じで入眠できたというのに これでは水の泡である。 薬だって半量に抑えて、このまま朝には目覚める予定だったのに・・・・。
仕方あるまい。 これも共に暮らす者への愛情だと思えば・・・・。
半量に抑えていた薬を定量へと追加し、 時刻も午前4時。 眠るぞ・・・・。今度こそちゃんと眠ってやる・・・・。 と、そこへ。
うみゃ〜〜〜ん♪
またかよ・・・・(-。-) ボソッ また「網戸ガタガタ」?? で、「うみゃ〜ん♪」??
灯りをつけて、網戸を開けると、 そこにはダンちゃん(通称アオレンジャー)
お前もかよ(-。-) ボソッ しかもこの3時間の時差であたくしを襲うなんて なかなか肝がすわってるじゃないの?
同じように屋根から拾い上げてやると・・・・
お・・・・重い。。。
同じ日に生まれたはずなのに もう1kgも体重差のあるこのネコ。 明らかに食い過ぎ。傍から見てれば良くわかる。 こいつだけは良く食うのである。 いまや、親より重い立派なデブネコ。
しかも、さっさと部屋から出て行けばいいものを 何故か部屋に留まろうとする、愛らしさ&ありがた迷惑さ満点のダンちゃん・・・・。 さっさと、おかんの部屋へお行き。 再び抱き上げて・・・・重い・・・・・部屋の外へと放り出す。
それから数十分後には眠りにつけたわけではあるが、 目覚めると、午後2時( ̄∇ ̄;) フツーの人と同じような生活を送ろうと決心したばかりなのに 1日目にしてこの有様。
1日3食の食事。 夜に寝て、朝起きる。 できればお散歩などをして、体力的リハビリなんかもしたいところ。
全部パァである。
怒るまい、怒るまい。 ネコにも情があると、己でこの夏、確認したろう? ネコだって悪気があったわけじゃないの。 (悪意満面にこんな目に遭わされては堪らない) それでもあたしは負けなかった。 おとんのお手伝いをしたがってみたり、 色々とアピールするのだけは忘れなかった。
もう、フラフラしないと主張しても 未だに力仕事はさせてもらえない。 昔は、タンスを動かすとなれば、 首に縄をくくりつけんばかりの勢いで借り出されていたというのに あの栄光は何処へ・・・・?
まだまだアピールが足りないなと思いつつ 夕餉の食卓に、アユの甘露煮が上ると 全員集合するネコたちのことが、愛らしくも憎らしくもある今日この頃。
雨が降り出した。 体力的アピールをするのに、また足止めをくらいそうである。
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