2001年11月01日(木)
振り撒くのは「色気だけ」の方が良い
 あたくしの信条といたしまして






覚えたことは
その日のうちに3度は他人に話して聞かせ
確実に自分の情報として
脳みそに定着させる。











 などという、くだらないモノがある。
 辞書をひいても
 (といっても、三省堂の新解さんだから、とっても野望的な言葉で説明してある)
 その日のうちに忘れてしまっては、明らかにトリアタマなので、
 その日のうちに自分の文章にとにかく使いまくって、
 次回からは辞書を使わずにその言葉をすいすいと使えるように備えよう・・・・
 
 是が転じて、前述のような信条のように形を変えたのである。
 小中学生の頃は、脳みそが何でも吸収してくれたし、
 定着状況も今とは比べ物にならないくらいに、良好であったので
 わざわざこんなことをしなくても、ストックとして情報はどんどん蓄積されていった。


 やっぱりトシなのかしらね・・・・(-。-) ボソッ
 今は、反芻しないと、なかなか脳みそが有効な情報として認識してくれない( ̄∇ ̄;) 


 言葉に限らず、
 これは世情に疎くてもモノが書けないという、現状の上に於て、
 ニュースやドキュメンタリー、●●特集、●●リサーチ、
 そういうTV番組から提供される情報にしても然りで、
 どうでもいいような脳内物質の話だとか、
 どうでもいいような兵器の話だとか、
 どうでもいいような文学作品の話だとか、
 ジャンルを問わず、自分の嗜好の向いた瞬間に
 確実に捕らえ、「使える」と判断すれば、ビデオ録画も辞さない。
 部分的に録画をするものだから、「モノカキ情報」と銘うってラベルを貼る
 ビデオテープまで出てくる始末である。

 あは♪ どうしてくれよう♪

 しかも、今のような生活環境では
 話を聞かせる相手というのは、ダーリンか、山賊か、母・サヨコくらいになってくる。

 東京にいた頃はよかった。
 バイト先にさえ行ってしまえば、どんな客にだって話を合わせられるし、
 どんな話題にだって喰らいつくことができるし、
 自分にストックさえあれば、情報も自由に提供できた。
 

 今、そんなあたくしの情報攻撃を一番喰らっているのは
 母・サヨコかもしれない。お気の毒。


 今日は、久々におデートだったので、矛先はダーリンに向いたが、
 あたくしは特定の分野を持たないので、
 彼もついてくるのに苦労したことだろう・・・・。うむ。ごめん♪




 そりゃぁね・・・・
 普段、フツーの会話してれば、誰だって引くって。
 デート中にみずほフィナンシャルがどうしたとかいう話をしていたかと思えば、
 いきなり仮面ライダーアギトの世界背景はどうだのと言ってみたり、
 そうかと思えば、株価がどうだとか、ドルがどうだとか、
 通りがかりの自動販売機を見れば
 ユニバーサル・デザイン(新入荷用語)について語りだしたり・・・・


 今日1日のことを振り返り、ちょびっと反省してみる。



 今日は、ダーリンの秋冬物を見立てに行ったのだけど、
 それだって、裏を返せば
 某番組で大人気のコーナー「亭主改造計画」で仕入れたネタ(情報)を
 忠実に再現すべく遂行しているだけなのだから( ̄∇ ̄;)
 (亭主ではないので番組に応募してプロの力を借りることが出来ない)
 (だから自分でやるしかない)


 「こういう体型の人には、こういう形の上着が良い」
 「胸板の厚い人には、このようにバランスを取る」
 「顔の雰囲気と、色はこのように見る」


 ダーリンは、今までの自分のチョイスとは違う服を突きつけるあたしに
 「ほほぉ〜」と感心してみせ、色々と挑戦してくれたが、
 ほとんどは、ピーコの受け売りである(爆)。
 他のスタイリストさんのやり方も多少混入しているけど(爆)。




 しかし、あたしのやり方も、まんざらハッタリではなかった。
 得た情報を咀嚼することで、
 ふむ・・・・と再び納得する。
 ピーコのウソつき・・・・(-。-) ボソッ と思ったり
 おぉ、なるほど♪ と思ったり
 あたしの脳みそは、更に刺激を受け、
 モールの中を何時間もウロウロと歩き続けるなんていう暴挙をかますまでに・・・・。






 でもね、やっぱり反省したの。
 このやり方が通用するのは、今のダーリンだけだっていうのを
 あたしが一番よく知っている。





 知性や情報を振り撒いたって、ちっともかわいくなんかなれやしない。
 どうして、「今のままでいいよ♪」と一言、言ってあげられないんだろう。
 自分をミガクことに熱中しすぎるのはいいけれど、
 彼まで巻き込むようなことをしてしまうのだろう。

 これは、「一緒に成長する♪」なんていうカワイイ問題ではないのかもしれない。
 「はい♪はい♪ いいよ♪」と、何でも聞いてくれる彼は
 あたしの一番重要な部分の治療に、必死に携わろうとしていてくれるのかもしれない。










 今までずっと「あなた好みのあたし」ばかりを追求していたあたし。
 今は何でか「あたし好みのあなた」ばかりを追求するあたし。






 いつ、どこで、色気を置き去りにしてきてしまったのだろう。






 「役者ならいつでも恋をしていなさい」という、
 かつて、耳にタコができるほど聞いたあの科白やらも
 なんだか懐かしいや・・・・・・。



あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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