2001年11月27日(火)
闘え! 起動戦士アサミンジャー 「完全武装:真冬版」の巻 〜オーアエ、世間を憂う〜

 最近、雑務に追われだして、ちょいとばかし忙しめのアサミンジャーです。
 よろしくお願いしたってください♪



 さて、本日、月間2度の恒例となりました、オーアエ決戦の日でございます。
 気合い十分。
 信じられないくらいに頑張って化粧をいたしました。
 メイクの基本は言葉が示すように、正にファンデーション。
 プロの仕事となれば、ファンデーションだけで30分〜1時間かけることも
 ざらなんです。
 とーふ(舞台化粧用のスポンジ。形状が豆腐に似ていることからこう呼ばれる)
 まで持ち出し、ファンデも3色使い。
 押さえのパウダーも2色使い。
 完璧に武装をした感は、あたくしを大いに奮い立たせませす。
 いざ、戦場へ。
 化粧というモノは、あたくしにとって、そのようなモノなのであります。

 眉に主張を持たせ、シャドウもきっちりと入れ、それを更にグロスで定着、
 アイラインとマスカラでとどめを刺したので、口許は抑え目の色を選択し、
 グロスで仕上げました。
 チークとハイライトはあえて使いませんでした。
 なぜなら、ファンデで3色も使っていれば、
 顔の凹凸や赤みなども、それで調節できてしまうからです。


 顔が出来上がれば、怖いモノなどないのです。
 「仕事」の顔になれば、あたくしは自分で言うのもあれですが、
 「無敵」です。
 



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 さて。今日も今日とて、いつものとおり、
 前回から今日までの生活状況の報告から始まり、
 話は、前回の虐待から派生して、その後のことに及ぶ。


 あたしは、いつも「隠れていたかった」、そう主張した。
 前へ出ると、目立つと、
 大人が上からプレスをかける・・・・自分の身の上に起こったことが
 虐待であったことを知った上で冷静に考え、
 ゆっくりと思い出しながら、自分のポジションについて整理していたことも告げた。
 そして、それがうまくいかずに、全て失敗に終わってしまい、
 あたしは15年を過ごしましたというのを、延々話し続けたのである。




 そんなところから、本日のキーワード。「大奥」


 「大奥」というのは、つまるところ将軍の正室をはじめとする各女性たちが住む場所。
 いわゆる将軍のプライベートルームに当たる所。
 ここには、1000人余りの女中がいて、独特の社会が築かれていた。


 あたしは、オンナばかりのコミュニティーというのが大の苦手である。
 そのトラウマは、それこそ15〜20年以上遡った処にあると思われるが、
 自我の芽生えと共に、それぞれのコミュニティー(学校だとか、会社だとか)には
 まるで、大奥のような社会制度が不文律として存在するのである。
 これは、男性にはさっぱり理解できない構造になっていて、
 それこそ、正室のようなボスもいれば、
 第2、第3の側室的存在のオンナもしっかり存在するので不思議である。

 あたしは、この社会構造に馴染めない、いわば、
 男性に近いコミュニティーにいたことになる。
 しかも、とっても中途半端な。
 どちらにもしっかりとした自分のポジションがなかったので、
 何となくそれなりの優等生を演じずにいられなかったのは
 その所為とも言える。


 オーアエは、あたしの事を指して、

「あなたは、どう見たって正室的タイプだよね。」

 と無責任に言った。


「他のオンナどもを従え、トップに立つ。
 似合うよ、とっても。」

 無責任にそうのたまうのである・・・・(-_-メ)




 誤解のあらぬように言わせてもらえば、
 今ある「あたくし」は、確実に「素」の状態がそのまま素直に成長したものではない。
 成長の過程で、沢山の仮面を拵え、
 その仮面の中には大奥用のものあれば、
 対極に位置する男性社会用のものもある。



 前回のオーアエ決戦を記した日記に、
 ひょんな事から、人の前に出るようになってしまった・・・・みたいなことを書いた。
 しかしそれは、決してあたしが心底望んだものではなかったのである。
 また前のようにプレスされてはかなわなかったし、
 大奥の中では、どちらかというと、できる立場より、
 可愛がられる立場の方が憧れだったのだ。


 クラスや学年の中に、1人はいただろう。
 勉強もスポーツも出来すぎなくそこそこにこなし、かつ可愛らしい子。
 言動や行動も女の子らしくて、ファッションに代表されるセンスのようなものも
 常に研ぎ澄ましていたような、男ウケする子。


 あたしは、明らかにその枠の中には入っていない子だったのだ。
 じゃあ、どこへ行けばいいのか・・・・?
 大奥の中では、誰の逆鱗に触れることなく大人しくしていて、
 男性社会(ま、簡単に言い換えると実力至上主義)で、出来る限りの仕事をする。
 これしかなかった。



 そりゃあね、オーアエの言う通り、大奥の中で君臨していられたら、
 どれだけ幸せで楽チンだったかしれない。



 それならば、どうしてあたしは、そんな大奥社会に向いていないか。
 視点はそこに向けられる。
 そのことに対し、オーアエは、「あなたには、決定的な欠陥がある」と言い、
 それを、「正しい」とまで、肯定した。





 決定的な欠陥。
 それは、弱いものイジメに因る、他者への攻撃に無関心なこと、
 そして、それを「くだらない」と、バッサリ切り捨ててしまっていること。らしい。


 誤解のあらぬように、再び言わせて頂こう。
 あたしだって、弱いものイジメくらいすることだってある。
 ただ、他人とその形態が全く異なるとオーアエは指摘するのである。
 あたしの場合、本当に気に入らないヤツに対しては
 物理的攻撃をかますより先に、存在そのものを抹殺させて頂くという方法を選ぶ。
 つまるところ、いじめに関して言うなら
 傍観さえもしない。
 無論、参加もしない。
 知っていて知らない振り、見て見ぬ振りをするのではなく、
 いじめられている人物が、自分にとって本当に気に入らない場合、




「何もしない」
「眼中にさえ入れない」
「存在そのものもなかったことにする」



 というのが、最大の攻撃であることを悟ってしまったのである。
 これは、意外と根の深い問題で、
 普通のいじめよりも性質の悪いものと思われる。
 
 オーアエが言うところの、
 次元の低い処でドロドロと展開されるいじめのようなモノに、
 既に無関心な時点で、自分の中にある攻撃性
 完全に別なモノに加工しきってしまっている・・・・ということなのかもしれない。
 それに上手に荷担できれば、もっとストレスのない生活が保障されるというのに
 事の「正しき」を優先してしまったばかりに
 このような「今」に至っているというわけである。




 オーアエはこうも言った。
 以下、あたくしとの会話である。


「あなた、自分の自己評価に関して、ちょっとズレみたいなモノがあるよ。
(つまり、自信持てよって事)」


「ズレって・・・・あぁいう場所(学校とか)にいて、正常な思考で暮らすのであれば、
こうなって当然だと思うんですけど。」


「あなたはポジティブだし、大奥でもトップでいられるはずの人だよ。」

「( ̄ー ̄)ニヤリッ 今はね(爆)。」

「まぁ確かに、今は、男も女もそういう点に関しては陰湿で異常かもなぁ。
学校にせよ、会社にせよ・・・・。
この後(本日)にも続々来るはずだよ、学校の先生とか(笑)」


「( ̄∇ ̄;) やっぱりそうですかぁ。
あたしの友達にも発狂寸前の学校の先生とかいますもん。」


「そういえば、あなた、今日は話し方さえ違うなぁ・・・・。誰だっ!お前わっ!(爆)」

「多分、真冬だと思いますよ。」

「(本名)ちゃん、どこにいるのさ。」

「そんなの、わかったらこんな処に来てません( ̄^ ̄)」

「あの5番目の攻撃性の強いのか、(本名)ちゃん出してよ。
ここに来る時、真冬ちゃんじゃしかたないでしょう?(笑)」


「自由自在に出せたら、あたしも苦労しませんって ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ」

「そうかぁ・・・・ふむふむ。これが真冬ちゃんね♪ φ(.. )メモメモ」

「この武装状況しか知らない人のほうが多いですよ。親ですらそうですから。
(本名)は本当に素で、その状態を知っている人はマジで少ないですよ。」


「なるほどねぇ・・・・・・φ(.. )メモメモ」






























(* ̄ー ̄)ニンマリ
優勢・・・・。







































 勢いというのは、恐ろしいものである。
 あたしは今後の予定みたいなモノを告げ、忙しさを強調し、
 もっと脳みそがパキパキ動くような薬を下さいと申し出た。





















「覚醒剤でも欲しいって事?(笑)」

「いやぁぁぁぁぁっ!! そんな恐ろしいことっっ!!」

「んじゃ、リタリンでもいっとく?」

「リ・・・・・・リタですかっっ!!??」

「大丈夫だって♪ あれ、そんなに効かねぇもん。σ( ̄∇ ̄)も飲みましたけどね♪」

(あんたも飲んだんかいっ!!)






 「半量、出しとくね〜♪」と、処方箋にサラサラやりながらオーアエが、










「きっとあなたは、あんまり飲まないと思うなぁ♪」



















 と、言ったのをあたくし、聞き逃しませんでした( ̄^ ̄)。
























 夢の薬、リタリンは、しっかりとあたくしの処方にまわり、
 本日、言うまでもなく










































大勝利!



























 あたくしが明日っからパキパキ動けるのを、皆様、祈っててください。
 効きすぎて眠れなくなるというオチも、ついでに考えておいてください。
 あ・・・・言い忘れました。
 本日、大勝利でしたが、
 予約枠30分のところ90分も話し込んだのであります。
 次回の予約を、その日の一番最後にまわされたことは
 言うまでもなく、天罰の1つかもしれません。
 それでも、面白かったので良しとします。



 もう1つ言い忘れました。
 本日、しょっぱなに、オーアエ「雑」を謹呈しました。




 忙しい勢いを借りたまま、本日は、
 攻めて攻めて攻めまくりの1日と相成りました。
 次回、リタリンの効果と共に、決戦報告をお楽しみに♪



あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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