2001年12月15日(土)
依頼、依頼、依頼の応酬

 もうびっくりだ。



 本日、暮れも押し迫って参りまして、愈々残すところあと半月。
 無意味に早起きした時点で、もうびっくりなのに、
 リタリンもぶっこまずに午後を迎え、
 そして本日は、年明け早々にとり行われる予定の
 我が学年初の、全クラス集めた同窓会の幹事会が、夜もとっぷり暮れた頃
 酒も入らぬ状況で始まったのであります。



 


 発起人シカノ氏は、地元で家業を継ぎ、
 その人脈も豊富で、地元の状況に疎かったあたくしをも巻き込み
 今回、あたくしまで幹事にまでのし上がってしまったというわけで、
 先日、わけのわからぬまま司会・進行のご依頼を受諾したのもあり、
 彼の店へと訪れて、ガチンコ会議に参加したのである。








甘かった・・・・・。










 と、先日の日記にも記したが、
 本日、ここまで差し迫っているにも拘わらず、
 な〜んにも決まっていたのである( ̄∇ ̄;) 




 決まっているのは、来るメンツとその人数くらいで、
 その来るメンツというのが、またな〜んの共通点もなさそうなメンツで
 司会・進行としては、すっごくからみにくい。
 66人も来るんだそうだ。
 どう纏めよというのだ??



 やっぱりあたくしって、結局、突き詰めていくとダメダメちゃんなのね・・・・。
 本日、幹事グループのうちの5人が集まったわけだけど、
 このメンバーの前では、きっちりと「一平」だったことを
 きっちりと思い出し、
 きっちりと再現してみせ、
 きっちりと仕切ってしまった( ̄∇ ̄;)

 怖いよ、マジで。
 リタリンなしでも、素面でも、
 全然いけてるし・・・・( ̄∇ ̄;) 
 3時間近く、話題が横道に逸れそうになれば修正し、
 企画そのものも半分以上は提案し、
 出席者の(個性的な)偏り具合に頭を抱えつつも、
 何とか66人が同席できる場というのを提供するために
 あたくし、最善を尽くしましたわ。
 中学時代は、これがあたくしにとっての当たり前の立場でしたの。
 27歳という年齢を感じつつも、
 病気を隠し通して、
 きっちり「一平」として、そこに居たあたくし、
 本当に偉いと思います。
 オトナです(爆)。
 15歳の時のあたくしは、
 自分が洗脳されていることにも気づいていなかったし
 あれが当たり前だと思っていた風もあったし・・・・。
 だけど、そこで培われてしまった「立場」って、
 10年以上経てもきっちりと、皆々様方の脳裏に焼きついて離れないものなのですねぇ。
 もう、いいオトナで、
 あの時、洗脳されていたんだと自覚すらしているというのに
 パキパキと素面で働いてしまうあたくし・・・・。
 もう、コレがびっくりだ。


 求められると、応えるシステムがあたくしの中には確立されている模様で、
 殊、イベント系となれば、本職みたいなものである。
 人脈やその他の仕事は他に任せて、
 あたくしは、イベントそのものの要素とやらを
 存分に振舞ったつもりだ。


 基本的に、こういうモノは、動ける人間が動けばいいし
 採算が赤にならなければ、まずよしとすればいいし、
 黒になったならば、幹事(制作)連中に還元すればよいという基本的な思想がある。
 おまけに、面白くなければならないし、
 つまらない場合に矢面に立たされるのはこちら側というリスキーな部分もあるという
 あたくし的個人思想も付け加えると、
 陣頭指揮は、もうシカノ氏のところには存在しない(爆)。



 金の管理はあなたが、
 名簿の管理はそっちが、
 あなたは物資が出せるのね、じゃあ出しなさい
 いいの。できる人がやればいいし、
 やれなかったらそう言えばいい。
 とにかく、今日、ここに来ている人間だけで、
 方向性だけでも決めないと、
 年始早々、ケチがつくわ。



 ・・・・・。




 これは、本来シカノ氏の為すべき仕事なのかもしれないけれど、
 滞っている状況を見ていると、
 矢面に立たされるあたくしは、口や手を出さずにはいられない。
 実際、彼や、もう1人の男子(懐かしい響き)は
 地元での人脈も豊富で、連絡の取り方も密で迅速である。
 ただ、決定打が出せないのだ。
 これじゃあ、あんた、将来、本物の社長にはなれないよ( ̄ー ̄)ニヤリッ
 と思いつつ、彼らが裏できっちり動いてくれることを確認した上で
 指示を出しまくって、
 あたくしは、久々の「一平」的戦闘モードを生理中にぶちかますという
 誠にもって、不自然な状況を十数年ぶりに味わったのである。
 次回、最終確認を30日の夜と設定し、
 あたくしは、翌日が「雑」の締め切りだというのに気づいて、
 今、後悔の真っ最中・・・・。
 三賀日が明けるまでに、原稿が立ち上がっているかどうかが不安。
 もう、あとの祭りではあるが・・・・。
 おぉ・・・・取材もしにいかなきゃ。
 「師走」は起動戦士アサミンジャーも走らせるというのも思い知った。


 嗚呼。疲れた。



 で、家に帰ってきたのは23時半。
 へとへと・・・・。
 PCをつける。


 着信メール。1通。


 御恩のある創人からのご依頼メール( ̄∇ ̄;) ( ̄∇ ̄;) 

 次号のメルマガに載せる短歌を10首書け。
 とのお申し出である。



 以前に、




何でもやります。
書けといわれれば、それこそなんだってっ!!
ご期待には応えます!!
必ず、やりますっ!!






 と啖呵を切った手前、お断り申し上げることは
 まずもって不可能・・・・。
 短歌10首。
 「12月文芸特集」ってことは、最悪の締め切りは12月の最終週・・・・。




 嗚呼。神様。
 どうして、「依頼」というのはこんなに重なりまくるのでしょう。
 あたくしのキャパシティを試してらっしゃるのですか?
 それならば、十分にお見せしたはずですけど、
 今、それが溢れそうになっていると思っているのは
 実は、あたくしだけなんでしょうか。
 本当に、周囲の人々が言う通り、
 あたくしにはもっともっと、何かを生産することが可能なのでしょうか。
 あたくしはできる限りの努力はする所存ですが、
 秋口にはさっぱりだったものが、
 こうやって冬になると、殺到するものなのでしょうか・・・・?

 で、あたくしは、ダンスもやろうとしているんですけど
 本当にコレを全部、こなせるんでしょうか。
 そりゃ、同窓会なんかは1月3日限りで済んでしまいますけどね。
 その他の締め切りも全部12月なんですけどね。





 と、空を仰いで、チェーンスモーカーぶりを発揮するあたくし、
 今、正に「一平」モードなのでありました。


あさみ


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あなたの毎日にずぅむいん・・・・

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