昨夜。
車を安八町に向かわせて走っている時、東の空に
見事な下弦の月を見た。
運転しているリョージくんと、リアシートのおじょ〜に、
「月を見てると狂いたくなるのよねぇ・・・・。」
と言ったら、
2人ともが口を揃えて、
「どんなふうに狂いだすのか是非見てみたいもんだ。」
と言った。
そうか。
この2人は、健やかなあたくししか見たことがなかったのかもしれない。
実際に昨日も、一応はノーマルモードで
鬼気迫る感は一切見せず、
まったり、のんびりのペースでいた。
芝居がかかると、多少、ハイトーンな面を見せたりもしたかもしれないが、
「狂気」らしきものは、さすがにカタギの人にご披露すべきものではないと、
自分の中でもどこかで解っていたのかもしれない。
しかし。
「月」はやっぱり、そういった理性とは別のところへ何かを抽入する。
「月」をテーマに書いた作品も数多い。
昨日は、リラックスしていた所為か、ついうっかりと
口から本音がこぼれてしまった。
そのへん、あのゆかいな仲間たちはよく解していて、
「うきゃ♪ どんなふうに狂ってくれるん?」
「なんか怖そうやけど、見てはみたいな。」
「うきゃ♪ うきゃ♪」
という具合なのである。( ̄∇ ̄;)
楽しそうでしょ? 楽しいですよ・・・・( ̄∇ ̄;)
彼らに「狂気」を見せる必要性はない。
が、いずれ、何らかの形でご披露する日が来るかもしれない。
それが彼らの目に映ったとき、果たして彼らはそれを「狂気」と認識するだろうか。
あたくしにもそれはわからないが、それに対する不安みたいなものはない。
あたくしを丸ごと受け止めてきた彼らが
高々、あたくし1人分の「狂気」ごときで揺らぐ事など
それこそ考えられない。
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あたくしが今年の年賀に使った挨拶状。
数十名様にお届けしました。
それを見て、「泣いた。」と仰った男性が中に1人だけいた。
ドキッとしたそうだ。で、見つめていたら涙が出てきたそうだ。
そう、こういうふうに、たとえ1人でも何らかのカタチで揺るがすことができたら
ゲージツ家としては、とりあえず大成功である。
まぁ、とかくこの彼は感受性が豊かで、
あたくしが発信するものに関しては、悉くヤられてしまう性質の人なので
何とも言えないけれど、
あたくしの「狂気」の部分の周波数にピッタリと合ってしまう人なのだ。見事に。
オーアエは、あたくしの中にあまり「狂気」を見出す事が出来ない・・・・
などと言っていたけれど、実際はどこかに潜んでいることは
あたくし自身が自覚している。
たとえ、「あなたには狂気がない」と、あのダメダメオヤジに断言されても
あのオヤジは、まだあたくしの舞台を見ていないわけだし、
断言するには早すぎるのねん┐( ̄∇ ̄)┌オホホ と往なしちゃえばいいだけの話で。
ただ、願いたいのは1つ。
今度、あたくしを見極める審査員の中に、あたくしと同じ周波数をもつ人が
1人でもいてくれたら、本当にありがたいと思うのである。
そうだな・・・・。
例えば、あたくしが見たラストクォーターを見た時に
「発狂したくなる。」と言い出したり、
無言でそれを何分間も見入ってしまったり、
オオカミオトコにでも変身できるような人だったら、
絶対に、あたくしの今後は保証されたも同然だと思うんだけど、
皆さんはいかがお思い?
っていうか、そういう周波数をお持ちの方、
あたくしと一緒に、いっちょデカイ仕事をいたしましょう♪
企画その他受付は、メールで承ります。
どこかの「ブランド」があたくしを拾い上げてくれない場合、
自分を「ブランド」として成立させるくらいの勢いが必要だな・・・・と
最近思うようになったんです。
エラいね。いや、エラかねえけどさ(トホホ)。
自己正当化くらい出来ないと、生きていけないということをやっと最近覚えたんです。