スケジュールというのは、どうしてこう、 いつもまとまったスパンに固まって入ってくるのだろう。 もう、「トホホ」である。
まず、ご報告。 先日受けました「所詮、名古屋の事務所」のオーディションですが、 無事に2次面接も通過して、事実上、合格と決定した模様・・・・。 (何か他人事だな。) これから説明会を受けて、契約を交わせば、 あそこを拠り所というか「足場」にして、活動ができる・・・・ハズである。 まぁ、言わせて頂くならば 先日のオーディションの内容で、あたくしが不合格ならば、 一体何を基準に合否を判定しているのか、お伺いを立てたいところであったが。 そんなわけで、感動もなく・・・・ただ2週間以上も焦らされたのは無意味? ってな感じで、とりあえず通過するはずの関門は、通過。 近いうちに、新しい宣材写真を撮りに上京しなければならない。 あたくしが信頼しているカメラマンは、東京にしかいないので(トホホ)。
そして、東京から来客もあることになった。 その昔・・・・そうそう。この日記を書き始めた頃に、 一緒に、某K氏を扱き下ろした(爆)トキオ(仮名)である。 遠路はるばる、あたくしのところを訪れるにはそれなりの理由があって、 彼は、自分が志願する劇団のオーディションに際して、 「自分史」「自叙伝」みたいなものの提出を迫られ、 例えば自分の中学を訪れたり、 今までに自分に影響を与えたとされる人のところを 次々と訪問しては、インタビューして資料を集めているのだそうだ。 その中に、あたくしも選抜されたらしい。 彼の人生にあたくしがどれほどの影響を与えたか、そんなコトは思い知れないけれど まぁ、光栄なことではある。 要するに、「生き方」に共鳴してくれたということになるのだから、 例えば、デカい役をもらうくらいに光栄なことではある。
影響を与えたり与えられたりというのは、なかなかどうして 自分の思い通りには行かないものである。 与えられる側は、自分の意志というのも発生するが、 与える側というのは、何の根拠もない場合が多いからである。 兎角、あたくしのように、何かを媒介にして「自分さらし」をしていたりすると 自分の知らないところで、批判されたり、感動されたり、 そういうことも他人に比べて、自然と多くなってくる。 芝居と書き物を平衡して進めていっていた時は、「自分さらし」活動も それだけ盛んであったということで、 そんな時に出会ったトキオなんかは、 あたくしの放つ奇妙なメラメラビームを、絶妙なスィートポイントで 受け止めてしまったということになるのかもしれない。
彼をそれまで取り囲んでいた、いけすかないオトナたちに比べて 「自分さらし」をしているあたくしや、その当時の仲間たちは 彼にとって、物凄く新鮮な存在だったのかもしれない。 事実、彼は事ある毎にそんなことを口にし始め、 あたくしと離れてからも、色んな人から色んなモノを吸収したらしく、 出会った頃は、16歳のトンガリ坊やだったのが 今や、すっかり人間味溢れる、素敵な21歳になった。 いい文章も書く。
うげげ。 あれから5年も経っているのか。 嫌な話だ(爆)。 そりゃ、トキオもオトナになるわな・・・・(-。-) ボソッ
週に1度、自分を拘束するためにダンスを始めたのは、きっと効を奏している。 しかし。 それ以外に予定が入りだすと、途端に苦しくなる。 よくよく考えれば、次号分の「雑」の校正も、18日までに出せと言われているのに まだ発送していない(;^_^A アセアセ・・・ 2週に1度はオーアエの顔を拝みに行かなければならないし、 それ以外の日程にダーリンとの恒例おデートを入れるとなると、 だんだん、生活そのもの・・・・サイクルが苦しくなってくるのである。 無論、犠牲になるのはダーリンだけど、それも溜め込むと可哀想である。
お勤めをしている人にしてみれば、 毎日通勤して、週に2日の休みがあって、 ふん、何さ! あたしたちのほうがうんと大変だわよっっ! と言いたいところだろうと思うけれど、 そこはそれ・・・・許して頂きたい。 自由業には自由業なりのストレスもあるのよ。
毎回、変わる現場。 毎回、変わる仕事。 毎回、変わるモチーフ。 同じ仕事は二度とない・・・・そう思え。 いつ何時、どの場所でも、初めての仕事、初めての顔。 お前は、いつでも、どこでも新人でいなければならない・・・・そう思え。 そう刷り込まれているのであります。
連日徹夜の日もあれば、数ヶ月仕事が無いことだってある。 ギャランティーでドバっと稼げる日もあれば(そんなコトはそうそうなかった)、 その日、食う米も怪しい日もある(これは本業に至っては常時だった)。 それをアルバイトで繋いで、何とかして、 それでも何ともならなくなってしまったものだから、 都下りを選択せねばならなくなってしまったのだ。
今、この家を追い出されたら、あっという間に野垂れ死ぬだろうな・・・・。
サラリーを貰わぬ仕事というのは、結局、そういうものです。 今のあたくしは、サラリーもギャランティーもゼロ。 ネコ同様の、居候である。 ただひたすら、「自分さらし」の作業に勤しむのみで、 それもできなくなってくると、嗚呼、愈々、鬱なのであります。
風邪は治らないし 生理も来ないっ!
あたくしの飲む薬の量は、日毎、増えていきます。 風邪の症状を抑える薬、 微熱を抑える薬、 よく眠るための薬、 緊張を緩和するための薬、 たまに緊張を増幅させるための薬・・・・。
この矛盾の中を如何に単純に泳ぎきるか。 簡単なことのように見えて、「いい子ちゃん」には結構難しかったりします。 そんなわけで、またしばらく忙しくなる上、 先の見えない、恐ろしい状況があたくしを待ち受けているのでございます。 栄光の裏側にはいつも、それなりのリスクが待ち受けているのだということを 改めて肝に銘じて・・・・。 アサミンジャーは哀愁たたえて、今日も往くのです(苦笑)。
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