といえば、デビルマンです。
何たる矛盾でしょう。
今まで気づかずに熱唱(するなよ)していた自分が恥ずかしい(爆)。
デビルイヤーが地獄耳というのには、一抹の疑問を持っていたものの、
まさか、サビにあんなどでかい矛盾が隠されていようとは・・・・。
これからも、このような「矛盾」に塗れた正義の味方が輩出されないように
目を光らせておこう・・・・(-。-) ボソッ
同じ正義の味方として( ̄▽ ̄)V
そんなコトはおいといて・・・・・。
ちょっと、懐か色っぽい話でもいたしましょう(珍しい)。
実はこのサーバーの恋愛ジャンルに、日々の苦悩を掲げている人が
陰でこっそり羨ましくもあったのら♪
こちとら、長い付き合いのステディがいて、
彼とのやりとりは、恋愛ジャンルに相当するものではなくて、
どっちかというと、家族・・・・とか、ペット・・・・とか、チャレンジ・・・・とか、
そんなふうになってしまうので、もっと自分に近づかねば♪ってな観点で
「文芸」にエントリーしているフシもある。
「闘病」でもいいんだけど。
あんまり「闘病」してないし。
「悪」とは闘うけど(笑)。
とある、男性と会ってきた。
リョウジくん。27歳。
高校時代の同級生なのだけど、在学中は援団でのつながりくらいしかなく、
確か、1・2年の時は同じクラスだったけれども、3年はクラスが別だった。
ところが、高校を卒業するや否や、急に仲良しになり、
彼は京都へ、そしてあたくしは東京へ進学したにも拘わらず、
何かといえば、会って話をしたり、遊びに行ったりする仲になってしまった。
2人とも、あんまりお酒が飲めないので、
この日も、「飲みに行く」という提案はどちらからも出されず、
深夜までやっている喫茶店で、ずっと話し込んでいた。(シラフなのに)(爆)
「どうして、あたしたちって付き合わなかったんだろう?」
「な? 何回もそういうチャンスがあったのにな(笑)」
理由はすぐに浮き彫になった。
「あ・・・・あれだ。北海道の転勤の件だ。
あたしがあの時、超弱ってて、『一緒に連れてってくれ』って
言おうと思って言い損なったんだ(笑)」
「そうだ、そうだ。そんなこともあったっけか。」
「あれからしばらくしてさぁ、あたしもあんたの前で吐いたじゃん。
『連れてってくれって言おうと思ったけどやめた』って。
その時は、連れてったかもしれないって君も言ったけど、
もし言ってたら、あたしのこと叱ってたって言われたもん(笑)」
「精神的に弱っている人には、そうします( ̄^ ̄)」
「・・・・でも、思うよ。どうせこっちに帰ってくるハメになるのなら、
あの時、叱られても一緒に北海道に行けばよかったなって。
そしたら、もっと色んなモノを見て来れたんじゃないかって。
あの時は、こっちに帰ってくる可能性も何も考えてなかったもんなぁ。
ひたすらに東京に残ることしか、考えてなかったもんなぁ。」
「んで、お姉さん(彼はあたくしのことをこう呼ぶ。同い年のクセに(-。-) ボソッ)
が東京から帰っちゃった後で、
俺が東京に転勤になったんだもんなぁ(笑)。
わかんないよなぁ・・・・。」
「うん・・・・わかんない・・・・。」
初めて、突発的にキスをされたのも、
そして、それから随分してから身体を重ねたのも、
思えば、もうかなり昔々の話になる。
それでも、あたくしたちはつきあうようなことはなかった。
どうしてなのか、その理由だけは不明確である。
でも、それから何年たっても、何となく会いたくなる人だった。
「あの時だって、お互いにフリーだったのに、
どうしてつきあわなかったんだろうな・・・・。」
「うん・・・・不思議だね。」
そう。
彼が言うように、何度も何度もあたくしらがくっつくチャンスはあったのだ。
自然に、呼び合うように、
年に何度かの帰省の折が合えば、地元で色々な話をして盛り上がったり、
真夜中の母校の校舎を攻めに行ったり・・・・。
そうかと思えば、お互いにあんまり精神的に丈夫でないものだから、
弱音を吐いたり、吐かれたり。
こっちがノリノリの時は、勿論、檄を飛ばしたり・・・・。
で、向こうも、かなりトンチンカンなヤツなので、
あたくしが弱っていれば、そんなあたくしを笑わせようと、
わざと、かなりひどい事をサラッと言ってのけたり・・・・と、
コンビネーションとしては、絶妙なバランスだったのだ。
それなのに彼は、瞬間的に妙に優しい一面を見せるものだから、
あたくしは、そのたびに甘えていたかもしれない。
そして、そのたびにもう1回頑張ろう、あと少しやってやろう、と
励まされもしていたのだ。
今では・・・・・・・。
それも、必要のない処に、あたくしは引っ込んでしまった。
だから、一見関係のないような「北海道の話」なんかを
思い出してしまったんだろうな。
数年前のこと。彼の幾たびかの転勤の中で、「北海道」というキーワードと、
あたくしのバイオリズム下降線が、見事に合致してしまった瞬間でもあって、
いつもやっている逃避の、ハイパーバージョンを思いついてしまったのだ。
当時、まだ東京に住んでいて、確か、養成所1年目の頃だったと思う。
そう。
確かにあたくしはすごく弱っていた。
そこへ、彼は「北海道の件」を手土産に、あたくしの家に泊まりに来たのだった。
本当は・・・・・・
本当のところは・・・・・・・・・
あたくしに、彼はあの時、何を言いたかったのか。
芝居をやめて一緒に来い。
or
東京に残れ。そして、頑張れ!
この時期での、この選択はとても早すぎて、
更に、天邪鬼なあたくしは、例え「一緒に来るか?」と言われても、
「行くかっ! バカヤロー!!」で、表面的には話を治めた。
今から思えば、本当に、「行けばよかったのかもしれないな」とは思えど
実に人生のリズムって、タイミングと勢いが揃わなければ
そうそう転回するものではないのだな・・・・と、
28になってしまったあたくしなんかは思うわけです。
そして、今では互いにちゃんとしたステディーもいる、2人。
「今の彼氏、優しいじゃん。
大事にしないとダメだ。」
「・・・・・わかってるわよ(-。-) ボソッ」
あんたに言われなくたって、わかってる。
もう、あの時代に戻れないことも、これ以上、近い距離に立つことがないことも。
ほんの数分前に、彼女との「おやすみコール」をしていても、
真摯にあたくしを眺める彼は、正に・・・・・・・・・
悪魔の力、身につけた
正義のヒーロー
(爆)
「ところで、彼女、今幾つだっけ?」
「ん〜っと、22。早生まれだから、今度23か。」
「げっ!! キミが25未満だったら、淫行条例でとっ捕まるじゃん(爆)」
「うん♪ よく言われる(笑)」
「ジェネレーションギャップ、感じるでしょ?」
「あるねぇ・・・・(-。-) ボソッ」
「『男闘呼組』って何?とか聞かれない?
ぎゃははははははは _(__)ノ彡☆ばんばん!」
(あたくしも、何を以って「男闘呼組」を持ち出したのやら(笑))
「そういうお姉さんだって、今の人、年下でしょ?」
「うちのは、1つ下なだけだもん♪ 全然異文化じゃないもん♪」
嗚呼、神様。
このような、大堕天使と小悪魔の存在をお許しくださいませ。
あたくしたちは、鬱になりながら(私)、胃に穴をあけながら(彼)、
過呼吸になりながら(私)、交通事故の被害者になりながら(彼)、
それぞれ頑張って生きているのですから。
「なぁなぁ、高校時代に
『好きなスポーツ:スポーツテスト』って、あれ、ホント?」
「冗談で書いたんだけど・・・・(笑)
マジで馬渕あたりとせっとったし。
いつの間にかなぁ、冗談じゃなくなっていったのかも(爆)」
「いや、全校レベルで噂になってたから(爆)」
こんな彼、自称:虚弱体質ですが、3年連続、スポーツテスト全校1位で、
3年連続、代表表彰されていました。
虚弱なら虚弱らしくしていればいいのに、付けた筋肉のおかげで
つい最近、被害にあった交通事故でも、
普通なら多分全治3ヶ月くらいのところを、
その日に病院から帰され、次の日には出社して働いていたのだというから
半端じゃない。
警察からも「丈夫な身体だね・・・・」と感心されたらしい。
頚椎捻挫・・・・って( ̄∇ ̄;)
普通、そんな箇所を捻挫するのか??といった感じですが、
さすが「好きなスポーツ:スポーツテスト」だけあって、
彼の肉体は衰えを見せません。
昔は、彼の割れた腹筋や、逞しい胸筋、双眸筋をさわりまくっては
はしゃいでいました( ̄∇ ̄;)
そんな彼の最近の悩みは、横っ腹がぷよぷよしてきたことらしく、
面白いので
「嗚呼・・・・25以上の男たちは、皆こうなっていくのか・・・・(-。-) ボソッ」
と、呟いたら、殴り殺されそうになった(爆)。
あたくしは、デビルマンのような筋肉フェチですから♪
●●(彼の名字)きんにくん・・・・(-。-) ボソッ と言っただけで
ぶん殴られるところでした(爆)。
で、思うのは・・・・。
この日記でも、何となく色っぽかったのは、中盤までで、
結局、うちら2人は、このように納まっていく運命だったのを感じます。
どうしてうちらがつきあうことなく、今日までを生きてきたかというと、
こういうのが邪魔していたかにも思えます(爆)。
でも、堂々と言えることがあります。
彼は、あたくしの「好きな人」です。
会うたびに、また、会いたいと、素直に思える人です。
デビルマンだからです( ̄∇ ̄;)
さて・・・・。
こんな中途半端な季節に、わざわざ帰省を果たした彼。
交通事故でまだ首が痛いことなど一言も漏らさず、
暑い中を働いた彼は、とても親思いないい人なのでした。
デビルマンだけど(爆爆)。