2005年10月29日(土)
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こちらもドラマ化「花より男子」 |
随分昔にアニメ化された時に、何となく見てましたよ・・・・何となくのクセに毎週欠かさず。 「花より男子」。原作は読んでいません(爆)。 恐らく、そのアニメ化の段にいたっては、様々な酷評も飛び交ったであろうキャスティング(笑)。 道明寺司に宮下直樹、花沢類に山本耕史、そして牧野つくしは、あの、「あの」持田真樹という 何ともコメントのしがたい、そしてある一方では笑えて笑えて仕方のない(爆)、 随分と思い切った冒険だな、オイ( ̄∇ ̄;)としか言えない、持田嬢の採用。 96〜97年の日曜朝枠で頑張ってましたが、持田嬢・・・・「高校教師」の時より芝居がマシって、 それはそれでどうなんだろう・・・・? と、とっても素直な疑問を抱きましたよ(苦笑)。
コレより前、CDドラマ化もされてるんですよね。93〜94年にかけて。 この時のキャスティングもすごいですよ〜。色んな意味で(爆)。 道明寺司に西尾拓美(西村知美のダンナ:ちなみに芸能界は引退)、 花沢類に木村拓哉(役どころでも恋人が「シズカ」って、(爆))、 そして、究極! 牧野つくしには横山智佐!!(やまかつウィンクの片割れ。・・・・干されて久しい) 今でこそ、木村拓哉はジブリの映画にも呼んでもらえるようにさえなり、 俳優としても結構なところに登りつめていますが、こんな過去があったんですね。 芝居はキムタク色一辺倒の今日、そのCDドラマを無償に聴いてみたくなりましたけど(笑)。 どっちかと言うと、今や道明寺サイドの声を出しそうな彼が、花沢類ですよ(* ̄m ̄) ププッ CHA−CHA&やまかつウィンク&SMAPの夢の競演じゃないか(爆笑)。 こんな素敵すぎる作品が過去にあったとは、ノーマークでしたわ( ̄ー ̄)ニヤリッ♪
さっきのCDドラマの翌年の95年。実写映画化もされております。(何なんだ(笑)) 道明寺司に谷原章介(今、大奥で綱吉やってる)、花沢類に藤木直人(いわずと知れた・・・・)、 そして、牧野つくしに内田有紀!! という、素敵劇場版もあったりする。 こちら、「白鳥麗子でございます」(松雪泰子主演)と同時上映で小屋にかかったものではあるが、 キャスティング的には、一番納得のいく作品であると言われている。 確かに、納得はいく(笑)。 藤木直人など、もしもっと若かったら、ドラマできっと採用されていたに違いない。 まだきっと「ビューネ君」だった時代なんだろうな^^ 意外とや、内田演ずるつくしは好評で、原作ファンたちにはお勧めできないというレビューはあれど、 推測する限り、95年現在で、彼女が一番この役に会っていた女優かもしれない。 そういう意味での納得。
そんなわけで、やっと原作も終了し、そんな原作のスピードなどお構いなしで、 このように再三再四、様々な形でメディアが入り込んではあれこれとやっちゃった「花より男子」。 各制作サイドは、原作がこんなに長寿になろうとは思いもよらなかったことと思うけれど、 神尾葉子氏も、この作品1つで御殿が建ちそうな勢いなんで、きっとそれはそれで嬉しかろう。 う〜む・・・・●ーガレットが●英社という時点で、あたくしの中では、 鳥山明氏が昔、なかなか作品を終わらせてもらえなかったこととか、挙句には「〜GT」シリーズが アニメ化・・・・という何とも言い難い、原作者泣かせのえげつないやり方・・・・という印象の方が 完全に勝っているので、彼女の場合もそうじゃなきゃいい・・・・そうなくあってくれ!!と 願いたい気分なんですが( ̄∇ ̄;) 鳥山氏も、●英社のせいで(おかげで)実際に御殿が2、3建ったそうだが、 何もかもを吸い尽くされました( ̄∇ ̄;)・・・・というのが、読者であるこっちにまで伝わってくるような 有様。嗚呼、彼を逸早く、最も安住できる場所へといざなってあげてくださいよ、誰かぁ。。。。 と、自分が小学生の時に始まったドラゴンボールが、大学を卒業してもまだやっていることに 些か不気味な勢力みたいなものを感じずにはいられないのでした(苦笑)。
さて、話のマクラにしては長すぎましたが、今クール放送のドラマ、「花より男子」のことです。 やはり、何にも勝るは「原作」で、その世界観をどこまで壊さず、どこまで美しく実写化するか、 それがそもそものファンを満足させるところだとは思うんですが、 どうしたって「漫画」が原作となると、ある程度のイメージが読者層の頭の中でも出来上がっているので、 コレがなかなか難しい!!というのはわかってはいる。 そこをあえて踏み込んで、新しい作品を作ろうというんだから、それはそれでいいとは思う。 つい先日、「NANA」の実写映画版を見ても思ったんだけど、 その作品に思い入れが強いほど、原作とそれ以外のメディアに加工されたものとの間に ギャップというか、溝みたいなものが生じ、故、酷評・・・・なんていうふうにファンの間でも 別作品としてそんなふうに広がっていく、悲しい現実は、漫画原作にはついて回るものだ。 あたくし自身、矢沢ファンとして、「NANA」はいいと思ったけれど、 矢沢ファンでない人に、アレを薦められないのも、そういう理由があるからなんだけど。
そういう意味で、あたくしは別メディアばっかりで触れてきた「花より男子」の今回のドラマ化は、 次世代の所謂「飛ばし屋(役者)」育成にはちょうど良かろう、お行儀の良い学園ドラマとは違う あたくしにとってはちょいと楽しみな番組でもあるわけ。
第2話が先日放送されたばかりだというのに、既にあちこちで酷評が出ているが(苦笑)、 それは多分、原作を愛してやまない人たちのものだろう。気持ちはわかるよ・・・・痛いほど。 しかしなぁ・・・・あたくしは結構安定していて好きだな、井上真央♪ 「キッズ・ウォー」で培った「逞しいキャラ」を存分に生かし、今までのイメージを完全に壊さず、 いいところをきちんと残していこうとしているところへ、牧野つくし!! ここを超えれば、彼女にはもっと面白い役が待っているだろうし、 子役完全脱却のいい足がかりにもなると思う。安達祐実のような苦労はしなくてもいいということだわ。
いいオトコを持ってくるなら、ジャニーズかジュノンという定説をきちんと守るかのように、 道明寺司には松本潤がエントリー。芝居やイメージが云々という前に、まぁ、キャリア的にも妥当かなぁ。 土曜9時枠で、機動力がありそうな2人が既に抜擢済みだから、ちょいとクセのありそうで しかも主役(センター顔)となると、恐らくジャニーズ若手内では彼しか残っていないことになってしまう。 もっと時代を遡って、いいタイミングだったら、武田真治なんてサイコーだと思うんだけど、 まぁここは、「若手最優先」ってことで自分を鎮めてみる(笑)。 既に、「KAT−TUN」&「NEWS」が「嵐」の存在を脅かしにかかってますが、 「光GENJI」時代のおばちゃん、もうついていけなくてそのへんの事情がさっぱりわからないの(爆)。 頑張ってね、マツジュン(爆笑)←投げやりすぎ( ̄∇ ̄;)
そして矢口の恋人(爆)小栗。前クール、「電車男」で助走をつけたので、ここらで再び ぶわっといきたいところではある。冷めたような感じは悪くないと思うんだけど、 原作を読んでいないあたくしですら「もう少し何とかなるような感じがする・・・・」と思ってしまう。 こう、抜け切れてない・・・・というか、少々もどかしい感じはするけれど、 美形なので許してしまおう(* ̄m ̄) ププッ なぁなぁ、ほんで、やぐっちゃんとはどうなん??(既にドラマに全く関係ないし)
と・・・・これから「飛ばし屋」になることを期待された若者がどんどん登場してくるわけですが、 この脇を固めるメンツがまたとりわけすごい!! 特に、道明寺楓に加賀まり子、道明寺椿に松島菜々子・・・・この2大姫様タッグは今後、期待できそう。 姫様といえば、藤堂静だけれども、この姫様・・・・本当に美人ね。 佐田真由美・・・・うわぁ、やっぱりモデル出身か。 芝居はともかく、たたずまいが半端じゃないなぁ。 牧野つくしにはきちんとした喋りを要求してしまいたいけれど、この姫様に対しては そんなことは二の次三の次。ただ、完全に美しければそれでいいと思う。 というわけで、真性の姫様のキャスティングにまず間違いはないのでしょう。
(松島嬢は嫌いだけど、最近、確実に美しくなってきているとは思うし♪) (美醜と好き嫌いは全く別物なのだ( ̄^ ̄))
今後、年末にかけて、この作品の賛否は真っ二つに分かれると思う。 あたくしは、多分「賛」の方につくと自分でも思うんだけど、コレを機に、原作読みたいよ。 あれだけ他メディアが連載中にガンガンと影響を及ぼしても尚、コミック36巻まで続けた 原作者・神尾葉子氏の心意気がとにかく気に入ってしまった。 賛否の「賛」の方には、原作の雰囲気を壊していないとの声もあり、 また、「キッズ・ウォー」できちんと開花した井上真央を絶賛する声も。 キャスティングに関しても、これら賛同側は「安心して見ていられる」とのことで、 要するに、「流星学園」ほどお粗末ではない・・・・と、こういうことなんだろう(爆笑)。 アレは本当に賛否両論で、たまに「F4を何だと思っているんだ!?」とのお声も拝見する(苦笑)。 一少女漫画としては、列島を飛び出して、既に外国でドラマ化されたという経歴は異色だけれども、 日本人が好みそうな、日本人のためのドラマになりますようにと心から祈る。
アニメを見ていた時に、少々えげつないいじめシーンが妙にリアルで、 アニメだからこそ、つくしの雑草根性もスンナリと入ってきたんだけど、 ドラマでも同じような感覚がした。井上嬢のキャラクターの所為だろう。 原作を読んでいないので、そこの描写に関しては、詳細について何とも言えないのだけど、 あぁいう「正直な描写」が恐らく、直撃層にウケる一因だったのかもしれないなぁと、今になって思う。 リアルに怖い、リアルに惨め・・・・そういう感覚が昨今の少女漫画に見られる ひとつの傾向になってきている。 それは恋愛に関してだけでなく、普通に日常生活を送っていれば誰にでも起こる「可能性」として、 すぐ隣にある「本当」がフィクションとなった時、グワッとファンがつくのかもしれない。
おぉ・・・・。今、めっちゃ面白い情報を発見した。 これが、昨年夏に発表された、暫定キャスティングらしい。あくまで「噂」だそうだが。 昨年夏の時点で、「飛ばし屋」として目論まれていたけれど、 今年までに既に昇華を果たした人間ははずされたようだ(* ̄m ̄) ププッ
こちら↓
牧野つくし 井上真央 道明寺 司 松本潤 花沢 類 成宮寛貴(既に、矢沢ファミリー化(爆)) 西門総一郎 玉木宏 美作あきら 堂本光一(コメントしづらい。高校生?? めっちゃ爆笑!) 松岡優希 池脇千鶴(いや、コレはないやろ・・・・) 三条桜子 平山あや(あ〜ぁ・・・・アホキャラが仇になった) 大河原滋 酒井彩菜(そーか、その手があったか・・・・賛同はできんけど)
しかも、この企画案、日テレらしい(爆笑)。すげぇな、日テレ。 しかし、TBSは井上嬢をそう易々と手放さないということがコレでハッキリした(笑)。 昨年夏から、「流星学園」の影響ではないけれど、 日本でも制作権の攻防戦が水面下で繰り広げられてたのね。けだし納得。 テレ朝だったら、きっと牧野つくしは上戸彩になると思う(大爆笑)。 そうすると、酒井彩菜の意味もよくわかる!! 非常に納得もいく!! よくわからんのが、どうして日テレは池脇千鶴と平山あやを暫定とはいえキャスティングしたのか。 高校生の話なのに。 堂本光一は、多分、ウケ狙いなんだろう・・・・うん・・・・局の尊厳を守るためにここにはそう書いておこう。 成宮&玉木案は、なかなか鋭いところをついているとは思う。 けどなぁ・・・・トータルバランスを考えてみておくれ。 ここにどうやって、道明寺家の二大勢力を重ねるんでしょう? 加えて、藤堂静という絶世の美女、才女という役柄を、一体誰に託すつもりだったんでしょうか? 気になるところが抜けていますが、まぁ、ボツ案なので、スルー♪
しかしまぁ、さすがに長寿連載を遂げた漫画だけあって、情報量が半端ではない。 加えて、ファンの裾野も半端ではない。 こりゃ、このドラマ化は、局や制作サイドが思っているよりも、今後の漫画→ドラマの図式を 大きく左右する、1つの山になるのかもしれん。。。。 よし。 最後まで視聴するぞ。決めた。 (次にTBSがこの枠に何を持ってくるのかが気になる!!)
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