2006年01月05日(木)
心の「息子」が父になる!?


はるか昔、何度か彼のことはここにも書いてきましたが・・・・。
昨年、10月末だったか11月頭だったか・・・・珍しくトキオ(仮名)から電話がありまして。


「お久し振りです、夕雅さん♪ あの実は、僕、年明けにも入籍することになりまして。」

「( ̄□ ̄;)!! なんとっっ!!??」

「実は、今お付き合いしている人に子供ができまして、そろそろ5ヶ月くらいになるので。」

「うぉ〜っっ!! そりゃ、めでたい(●⌒∇⌒●) よかったねぇ♪」

「まだ何も決まってないのですが、とりあえず夕雅さんにはお知らせしとこうと思いまして・・・・エヘヘ♪」



エヘヘ・・・・って( ̄∇ ̄;)
いやはや・・・・光陰矢の如しとは正にこのこと。
実に、トキオと最初に出会ったのは、あたくしが23の時。
彼はその頃、まだ16だか17だかで、フツーに生きてれば高校生くらいの年齢だったと思う。
学年でいうと7つも年下の人間と、同じコミュニティで一緒になるという経験が
あたくし自身にあまりまだなかったことだったので、ホントに彼との出会いは新鮮な出来事だった。

何かの歌の歌詞じゃないけれど、実際にナイフみたいに尖っていて、
自分の周りに人間という人間を寄せ付けない雰囲気を持った、独特な少年であった。
決して社交的なタイプではなく、何かあるとひとりで固まって、貝のようにじっくりと考え込むタイプで
ある程度のスピードを余儀なくされる芝居の世界では、少し不器用そうなタチでもあった。


一緒の場所で生活し始めて1年くらい経った頃から、あたくしと彼は急速に距離を縮めて、
あらゆることを相談しあうようになった。
まぁ、大筋は芝居のことだったりしたのだけれど、それ以外でのプライベートのことなんかも
彼は徐々に口を開くようになっていき、本当はあんまり話したくないであろう、
自分の成育歴のことであるとか、ドロップアウトを余儀なくされた瞬間のことであるとか、
大人たちとぶつかり合った経験談なんかを、微に入り細に入り話してくれたりもした。


「弟」と云ってしまうにも申し訳ないくらいに、もう文化が違う人種にも見えたので(苦笑)、
徐々に大人になりつつある彼ではあったけれど、大きな「息子」を見るかのようでもあった。
あたくしにとって、彼のような人間が人生の中で必要になる時期があったように、
彼もまた、あたくしのことをそれなりに必要としていてくれたフシがあったようで、
うちらは、ちょっと隔絶した世代を生きてきたものの、けっこう仲良くやってきた(笑)。


う〜む・・・・。
そんなトキオが遂にパパになるんだよっっ!!(天変地異っっ)
久々に電話越しに聞いた声は、すっかり落ち着き払っていて、大人の男になっていて、
あたしゃ、何だか、非常に安心したんですが( ̄∇ ̄;)
あれこれと問題は多かろうことと思うけれど、それでも本当の意味での独立独歩、
母になろうとしている女性と、新しく生まれてくる命のために粉骨砕身、
一所懸命に働いている、トキオが非常にたくましく見えた。
あの、細っこくて繊細で、少々頼りない印象だった彼が、父親・・・・。
そういう立場に見合うくらいに、動いて、鍛えて、身体も心も成長したから、
「結婚」という道筋が、彼の目の前に現れたのかもしれないなぁ・・・・と、あたくしが感無量(爆)。

いや。
もし、このタイミングでなかったら、恐らくは彼が出す答えも違っていたことと思うのだ。
前と同じペースで生きていたらきっと、あれから8年経った今でも、
彼が出す答えは「こども」の答えだったと思う。
ひとりの立派な男が新たに誕生しようとしているのを知らされて、2005年の締めくくりは
実にハッピーな感じであった。ホントに、わが事のように嬉しかった。




話はがらりと変わるけれど。
あたくしにもとうとう、「妹」ができるかもしれないのです(笑)。

↑今年は面白くなりそうです(爆)


あたくし自身も立ち止まってはいられないのです。
どうやら、動いていればハッピーがやってきてくれるようです。
あたくしの周囲の人々がそれをきちんと証明していてくれるので、
正月気分も何もなかった2006年の年明けでしたが、もうあたくしもいい年なので、
あんまり流れに任せすぎず、オノレで流れを作り出すつもりで、励んでゆきたいな・・・・
などと思う次第でして(あは♪)

そんなわけで、ご挨拶が遅れましたが、本年もどうかよろしくお願い申し上げますm(_ _)m

あさみ


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