2006年02月02日(木)
わが家の食わず嫌い王


あたくしとぷよ2、食の向きで共通している部分がそういえば大まかに1つだけある。
庶民の味方、食卓のお供(笑)・・・・納豆には手をつけない。
・・・・コレである( ̄∇ ̄;)


ぷよ2がコイツに手をつけない理由と、あたくしの抱える理由とではまた違う。

あたくしの場合、自分がこの食品を「食べられないわけではない」というのをよく自覚している。
どういうふうにすれば自分の口に合う味付けになるか、というのもよく理解している。
ただ、あたくし的にあれこれと面倒なことが多くて(笑)、
その栄養価の高さという大きなメリットもあえて見て見ぬ振りをして、お金を出してまで買わない・・・・
と、こういう横着な流れなのである。

ぷよ2の場合も、かなり横着である(爆)。
彼は、納豆そのものを「食べられないわけではない」というのもまだあんまり自覚していない。
いつだったか、居酒屋みたいなところの新メニューで、お好み焼きみたいな姿をしたものがあったので、
それを頼んで食べさせてみたところ、主成分がガッツリと納豆だったのに(爆)
吐き出すどころか、「あ、美味い、美味い」と食べたのである。
要するに、姿形さえ誤魔化してしまえばヤツも納豆くらい食べられる・・・・と、こういうことになるはずだ。
彼が普段、納豆を食べずに日常生活を送っていられるのは、
奇しくも、あたくしという不精な妻を娶ったからであり(爆)、
それは彼にとっては、奇跡的な幸運といわずにして、何と呼べばいいのだ!?
彼は、恐らく、納豆の「味」を理解していない。
臭いと粘り気という外面的なフェイントにすっかり気圧されて、
味覚で納豆を捉えることができない(苦笑)。ゆえ、「嫌い」と主張する。


2人とも、大豆アレルギーがあって、納豆という食品が致命傷になるような
アナフラキシーショックを起こす体質というわけでもないのに、今までただの1度たりとも
納豆が食卓に上ったことはなかった。
そんなに裕福な食生活をしているわけでもなく、エンゲル係数だって高めなはずなのに、
そういう生活をしていながらも、納豆を避けて通れるわけがなかろう??と
主張される方々の熱弁がまるで目に浮かぶようだ(苦笑)。
自分でもそう思う。
栄養価が高くて、身体にも頗る良くて、加えて家計にも安全な値段設定。
スーパーに行けば、小分けにした便利なパックがとても安心な価格でいつでも売っている。
最近では、ただぐりぐりかき混ぜてご飯にかけるだけ・・・・という食べ方のほかに、
色々と目新しい調理法も注目されているし、実際に、それは納豆が苦手な人間にとっては
素敵な導入部になりうる革命的な一歩だったりする。


・・・・と、あたくしにいたってはここまで理解しているのに、それでも納豆が食卓に上ることはないのである。
ここまで来ると「横着」を通り越して「悪質」なんじゃないだろうか? とオノレを責めるも、
何らかの形で納豆を使えば、いつもは黙って食を進めるぷよ2だって、絶対に抗議する。
せっかく食に創意工夫を重ねて、抗議される側としてはたまったものではない。
なので、文句を言われる可能性のあるものは、排除、排除。
大豆発酵食品は、何も納豆だけではない。味噌だってそうだし・・・・。
大豆食品は、豆腐に厚揚げ、あげ、もやし・・・・いっぱいある。
発酵食品も、乳製品に目をやれば、ヨーグルトやチーズ、普段食べるものはいっぱいある。
と、そういうわけで、ますますわが家は納豆から遠のいていくのである( ̄∇ ̄;)




と、ここまで完全武装した主婦が台所を握っているわが家にも、青天の霹靂が見舞った。


スーパーの折込チラシを凝視するあたくし。
ここ数ヶ月、新婚の頃に戻ったかのように、
新聞や折込チラシの情報を寸分漏らさぬ勢いでチェックするようになっている。
それこそ、ここに越してきた直後くらいは、物の値段をきちんと把握して、
家計のうち、食が占める割合をきちんとはじきだすために、それは律儀にあれこれチェックしていた。
最近、またチェックが厳しくなったのには、様々な理由があるんだけど、
そろそろ、節約のしどころというのに限界を感じてきたのもあり、
その「しどころ」に関して、新境地を開拓する必要性に迫られたというのも、理由の1つとして挙げられる。


納豆 (45g×4パック)88円


・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。


「ふむ・・・・納豆かぁ。1食あたり22円。・・・・おぉ、安いのな。」

「今まで食わへんかったから知らんかったぜ。」

「玉子1個あたり8円〜12円・・・・その他薬味的野菜、調味料等々、1回につき10円もかからない。
・・・・として、1食あたり40円。( ̄∇ ̄;)驚きの価格。。。。」



( ̄∇ ̄;)・・・・あのね、最近、独り言が増えて自分でも困ってんのよ(爆)。
スーパーのチラシを凝視しながら、こんな換算を口に出してぶつぶつと・・・・(ぎゃあぁぁぁ〜〜〜っっ!)
いや、コレは納豆というものをあまりに知らなすぎるあたくしが弾き出した、
贅沢な食べ方をした時の換算例で、巧くすれば、もう少し抑えられるんだよな。

しかし・・・・。

低価格、高栄養。
改めて眺めると、すごい食品なのね、キミは・・・・。


最近、逐一、近所のスーパーまで歩いていって、なるべく必要なもの以外は買わないようにしながら
適当な運動もかねて外に出るようにしているのだけれど、
冷蔵庫の中が寂しくなってきたこのタイミングで、外は雨( ̄∇ ̄;)
サヨコがヒマそうだったので(爆)、いつもとは違うスーパーに連れ出してもらうことにした。


彼女は納豆を日常的に食べる。
が、あたくしら姉弟に、家庭でそれを強要したことは一度もない。
恐らく、あたくしたちよりも彼女の方が元々物凄い偏食家だったということが影響しているのだろう。
多分にどのご家庭の納豆にも投入される可能性の高い、ねぎが彼女は嫌いだ(苦笑)。
父親である山賊も日常的に納豆を食べる。
たまにしか家にいないのに、そのうち1食が納豆であることも珍しくない。
あたくしが柳ヶ瀬の店を気まぐれに手伝っていた頃、忙しい営業時間の合間を縫って、
他のバイトの子達は結構いいものを賄いで食べていたのに、彼はどんぶりにご飯を盛って、
別のどんぶりに納豆や玉子、自分の好きな薬味、普通ではあんまり投入されるのを見ないようなものを
あれこれ冷蔵庫から探し出してきて、それをぐりぐりっとかき混ぜ、
ご飯にぶっかけると、ぐわ〜っとかきこむだけで食事を済ませていたこともあったくらいだ。

「もっとバランス考えて、ゆっくり食べれば・・・・?」

と、あたくしが助言をしても、聞く耳を持たなかった。
いや、この時のあたくしの目にはすごく偏って身体に悪い食事のように見えたのだけど、
冷静に考えると、あれほどに好バランスで低カロリー、高栄養の食事はなかったように思える。
ただ、もう少し落ち着いてゆっくり食べた方が、より良かったような気がするのだけは今でも否めないが。

あたくしは、この時の山賊の食事のことを思い出していた。
アレと同じ中身を再現することは期待できないけれど、自分でバランスを考えて、
あと、自分の好きな香味野菜や薬味をチョイスし、ちょっと塩分を控えた感じにすると
かなりいい「おかず」になるんじゃないか・・・・と。


「あのさぁ・・・・あたしも納豆ライフを始めようかと思うんだよねぇ。」

「ほら、えぇわ♪ 臭いがダメとか、決定的に口に入れられない理由がない限りは、
無理してでも食べるとえぇよ、アレは!!」



サヨコ、大絶賛である。


「腹持ちの方はどうかねぇ?」

「めちゃくちゃもつよ。」

「ほほぉ・・・・そりゃ、ありがたいな♪ 如何せん食べつけんもんで、加減がわからんくて。」

「ダイエットにもいいよ♪」

「(無言でかごの中へ)」



もう、この日の夜は、メイン、納豆で決まりである(爆)。
幸い、ぷよ2は泊まり勤務で帰ってこない。
ひとりでお試しメニューを敢行するには、またとないチャンスだったりする。


・・・・が。
さすがに、ぐりぐりかき混ぜたそのままの納豆に、玉子やらねぎやらを投入し、まだドロドロ状態のものを
いきなりご飯の上にかけるのは、いささか憚られた。
あたくしは、別段、玉子が嫌いというわけではないのだけれど、
生卵をご飯の上にかける・・・・という行為を自発的にやらない。納豆もその延長線上にある。
ご飯に玉子が付いてしまうのはイヤではないけれど、わざわざ漬けるのはちょっと・・・・。
同様に、ご飯にちょこっとだけ別のおかずにつけた醤油が付いてしまうのは美味しいと思うけれど、
お茶碗の上で、醤油の容器をガーっと傾けるようなことは許されないと思っている。
納豆もやっぱりコレの延長線上にあるのだ。


あたくしは考えた。
学校給食以外で納豆を食べるのは、不可抗力以外では初めて。
自分の家庭の食卓に、納豆をわざわざチョイスしてくるというのは、正にコレが初めてなのである。
・・・・さぁ、どうする!? アサミンジャー(爆)

・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。

納豆が好きで、毎日のように食べている人にとっては、何を大仰なことを言っているんだ??
と、軽く流されてしまうんだろうけれど、食というのは文化だから、「大変」ということはわかってほしい。
食べたことはおろか、見たこともないような、
ぐちゃぐちゃのオートミールを朝っぱらから食卓に出された時の気持ちであるとか
昆虫の佃煮がコレから主食になる時の覚悟とかに置き換えて考えてくだされば、幸いだ。

閑話休題。

あたくしは、パックから1食分の納豆を一番小さいボールに取り出して、玉子と一緒に混ぜた。
このままでは、多分どうやってもあたくしは食べられない(苦笑)。
ねぎ、ねぎ♪
香りの強い野菜は、あたくしにとってたくましくて強い味方♪
セロリも、パクチーも生のままいけるのは幸いしていると思う。
今日は大葉(青じそ)もある♪ コレも入れてしまえ♪
乾物ばかりをひとまとめにしてしまってある引き出しを探る。旨味を足さねばなぁ・・・・。
かつぶし、かつぶし♪
味を誤魔化すにはコレに限る(爆)。
以前、学校給食で出た時も、余ったかつぶしをくすねてきて、他人の倍量入れてみたら
何とか食べられたのだ。
あとは・・・・そうだなぁ。にぎやかしと風味付けに焼き海苔でも入れてみるか。

というわけで、おかずにするには豪勢過ぎるくらいの納豆(基本形)がコレで出来上がった。
見ると、玉子と納豆のドロドロが結構グロテスクにあたくしを圧倒する( ̄∇ ̄;)
デビュー戦にしては少々厳しい・・・・。
しかし、全部を混ぜ合わせた今、コレを捨てるのは非常にもったいない気がする。
高栄養・・・・高栄養・・・・。
もはやコレが呪文になった(苦笑)。何とかして、食べられる形にしなければ( ̄∇ ̄;)


と、ふと思い立った。
フライパンに薄く油を敷いて温め、適度なところでさっき拡販した納豆を総て投入した。
・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・。
お♪
いい感じやん♪
それこそ「お好み焼き」みたいやん( ̄ー ̄)ニヤリッ♪
火さえ通ればいけるかも。
デビュー戦さえ征すれば、後がラクになるに決まってんだからっっ。


意外とすぐに両面が狐色になり、そこまで一所懸命に火を通す食品というのは拡販していないので、
皿に取り出してみた。
最近、すぐに満腹になるので、ご飯の量はこの納豆の分量には見合わない量。茶碗に半分だけ。


おや。
けっこう美味( ̄¬ ̄)♪


豆の部分の苦味もあたくしの嫌いな味じゃないし、確かに、まだ生のままだと多少抵抗があるものの、
こうやって焼いちゃえば、全然おかずとして成立しちゃうことがコレで判明した。
あぅ、そういえば。
キムチとか、明太子とか、そういうあたくしの大好きなものたちも、
納豆と相性がいいってきいたことがあるなぁ。素晴らしい♪
そういう、今まで好きだったものたちの力を借りて、これから、生食に改めて挑戦してみようかな(笑)。

納豆の中に、かなり沢山、あれこれと投入したので、他のおかずは作らなかった。
冷蔵庫に、ちょっと前に作った肉じゃがの残りがあったので、それをつまむにとどまった。
が・・・・!!
普段食べつけないものを食べたせいで、思わぬ誤算がこのあとに待っているのであった・・・・。

↑ご飯、いらんがな( ̄∇ ̄;)


確かに、コイツはダイエットには丁度いいのかもしれない(納得)。
こうしてあたくしの納豆デビュー戦は、辛くもギリギリ勝ち抜けたわけだが、
今後、どのような連戦が呈されるのか、それは台所を預かるはずのこのあたくしにも全く予想がつかない。
ただ、確信的に言えることは、こういう工夫をしても、ぷよ2は絶対にコレを食わないことだろう。
・・・・いいよ。
とりあえず買った分に関しては、あたくしが全部、責任持って食べるし〜♪ 意外と旨いし〜♪
まだ生食に移行する自信がないので、あと最低2〜3日は、あのおやき風納豆を堪能したいと思います。

あさみ


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