昨日の今日で、再びこんな話題になろうとはあたくしも思いもしなかったんだけど、まぁ、かねてよりわが家の話題に上っていたことが、この日再び上ったので、どんなふうに抑え込んだか(爆)、スコアをつけておこうと思う(笑)。昨日の枠に、ぷよ2の物欲が本当にお手軽で、何の根拠もなく、考えナシであるということはこうまでストレートではなかったものの、ハッキリ、やんわり(爆)書き付けておいた。しかしながら、スーパーや日用品売り場で、「アレが欲しい、コレが欲しい」と子供のように言っているうちはまだいい。ためしに適当に買い与えても、家計に及ぼす打撃など皆無に等しいからだ。無論、そういう「無駄」だって、日常的に積もり積もればバカバカしい金額になっていくので、日常的に「要・不要」をきちんと把握できる訓練のためにも、ある程度の我慢と見極めをしてもらわなければならない。・・・・大人なんだから。と、あたくしのこういう思惑が伝わっていない証拠に、とにかくとんでもないことを普通に言い出すのがぷよ2なのである( ̄∇ ̄;)そろそろいい加減にしておかないと、あたくしはマジでキレるだろう(爆)。テレビCMを眺めつつ、彼奴はここ最近、繰り返してこんなことを言う。「そろそろ車も買い替え時だよなぁ。次に買うのはどんなのがいいやろ?」言葉尻は相談しているように見えなくもないが、根本的には自分の欲求が先ず最優先されるというのをあたくしもよくわかり始めていたので、先手を打っておく。「そうやね。燃費重視、乗用頻度からしてファミリーカーが妥当かね。この際、軽のコンパクトカーでもいいような気がするよ。どうせ街乗り中心なんだから。」あたくしは、カーキチ・・・・とまではいかないけれど、車はまぁ好きな方である。車が趣味という男性の気持ちもわからなくないし、そこにお金をかけたがる「ロマン」も理解できる。ポテンシャルの高い車やフォルムのかっこいい車を求めたがっていた時代が、自分にもあったし。だからこそ、だ。街乗りに甘んじてメンテナンスもせず、車内の掃除も疎か、どころかやっているところを見たことがない。そんなことだから当然、洗車は年単位でしておらず。オイル交換もままならず・・・・。そういう自分のライフスタイルを省みずに、「あぁいうのがいい、こういうのがいい」と希望だけ述べそれが叶うと思って欲しくないのである。(この人は、環境的に叶ってきたので、それが怖いんだけど( ̄∇ ̄;))「俺、あぁいうのがいいんだよね♪ まだ三菱からしか出てない、H型ギアの。最近、日産からも似たようなのが出てるんだけどさぁ。ホントはミッションがいいんだけど、そうとばかりも言ってられないし〜♪H型なら、オートマとミッションが切り替えられるんだぜ〜♪」「で? そういう機能が『付いてる』のはいいけど、いつ切り替えるわけ?」「え・・・・? 坂道とか・・・・( ̄∇ ̄;)」「オートマでも十分に走れる坂道で、どうして切り替えが必要?」「え・・・・だから、雪道とか・・・・( ̄∇ ̄;)」「タイヤを履きかえるのを億劫がって、雪の日に車で外出できない人がどうして雪道走行の心配なんかするわけ?」「え・・・・だから、スキーの時とか・・・・( ̄∇ ̄;)」「年に何回スキーに行くん? つか、ここ5年で何回行ったん?(笑)」あたくしはもう、この人の物欲の根源があんまりにもあやふやで曖昧で、どうしようもないので可笑しくて可笑しくてたまらない(* ̄m ̄) ププッちなみに、彼がスキーに出かけたのは、ここ5年でほんの数回。あたくしが行きたがらないので、交際開始してから6回目の冬を迎えたけれど、結婚してから彼がスキーに出かけたのはたった1回。交際中は1回も行ってないんじゃなかったっけか・・・・?(爆)そりゃ、インストラクターのライセンスを持っているくらいだから、その腕前は認めるけれどさぁ、ライフスタイルが昔と変わったことを自覚も認識もしないで、車だけスキー仕様ってアンタ・・・・( ̄∇ ̄;)あんまりにも滑稽で、呆れるのを通り越して笑えてくる。こっちが鼻にもかけていないということが、向こうにもやっとわかったのだろうか。最初の勢いはどこへやら。だんだん声が小さくなって消え入りそうだ(苦笑)。※いや、それ以前に、もっと大々的にライフスタイルが変わろうとしていて、それに向けて車もそろそろ・・・・ という話をしていたのに、全く以て本末転倒な流れになってしまっていることに、きっと本人も気づいたんだろう。 この人は、本来の目的の前に自分の欲求が重なると、見事にその目的を上手に忘れられるので、 ある意味ではホントにうらやましい性質なんだよなぁ(笑)。あたくしも、口檄しつつも、それほど本腰を入れて話しているわけでもなくて、この人のいつもの「お手軽な物欲」に全身で向き合っていたら、それこそ本当にストレスが溜まってしまうので、かなり適当に流していた。別に、目を三角にする必要もなし、バカを言っている暇があったら本気で考えろ( ̄^ ̄)とそういうのを促すだけ。おふざけで進んでいくほど、あたくしたちにとって「車を買う」ということはお手軽じゃないし、簡単なことでもない。それでも昨日と一緒で、ホントのホントに1つの車種に惚れ込んで、使用頻度も高く、手入れの状況もきちんとするというのが見えていれば、今の車を処分するのと同時に、ぷよ2の好きな車を彼の裁量で買えばいいと思っていた。今は車を使わない生活をしているあたくしだけれど、今後は、使わねばならない事情が増えてくる。あたくしはそういう時のために、日々せっせと家計を切り詰めて貯め込んだ余剰金を中古の軽とかを買うために充てようと考えていたくらいだから。昔の感覚がここで蘇ることもない。燃費がよくて、小回りが効いて、快適に街乗りができるような、見てくれ2の次くらいのものを1台用意できればそれで十分だし。でも、そういうのを我が家のメインにするつもりは毛頭なくて、メインはぷよ2が乗りやすいものを用意するほうが都合がいいだろうと思っていた。ただ。結婚して以来、ぷよ2はめっきり車を運転する機会が減ってしまったし、アホみたいな長距離の移動もしなくなった。せいぜい名古屋に行く時くらいだ。それだって往復で70km程度。驚くなかれ、街乗りすら週に1、2回になったので、3ヶ月間給油しなくても過ぎていくというとっても家計に優しいドライバーズ事情になっていたのである(笑)。う〜む・・・・自分で言っておいてなんだけど、このような状況で「2台」はやっぱり贅沢のような気がする。仕事や通勤に車を使う人ならば、メイン・サブの2台所有もこの地方では決して珍しいことではないし、同じ東海地方でもここら地元は名古屋と違い、駐車場の月極料金だって3〜5分の1だ。(持ち家ならば勿論タダ・・・・( ̄∇ ̄;))恐らくはぷよ2も自分の使用頻度のことを少しは鑑みて、要するに自分たちの暮らしが車を2台所有できるほどの経済状態じゃない、ということくらいはきちんと理解できるらしく、そこを重視して、2台持たなくてもいいように、自分の思うスタイルと普段使いにいいと思われるスタイルその両方が重なるものをピックアップしたつもりなんだろう。ただ、プレゼンの仕方が非常にヘタクソなので(爆)、自分の欲求だけが先走ってしまうのである。(不器用も極まれるとちょっと可哀想になるけれど、まぁ、ここが彼の良いところでもあるんだろう。)あたくしはたまさか、つい最近になって、オノレのところと環境が似ているおたくがやっぱり車の買い替えを検討に入れてらっしゃって、その絶妙な悩み・・・・みたいなものを数件垣間見ることができて、その人が色々と意見を募っていたところに寄せられた体験談を読んで、「あたくしさえ贅沢を言わなければ、2台持つこともアリはアリかもな・・・・。」というふうに思い始めていたところであった。大体、頭金にどのくらいの金額を用意しておけば、最低限のものを用意できるか・・・・というのも一応考えてみたり。この「最低限」というのは、ぷよ2の理想を全く無視した次元での話であって、「買い替え」ではなく「買い足し」という方向で、どのくらいの費用がかかるか・・・・というものだったり。何も無理をして、今の車を処分することもないのだし。ただ、2台所有という頭が最初っからないぷよ2は、この考え方ができないのである( ̄∇ ̄;)それこそ、車は自分の財産と信じて疑わないので、自分名義以外に考えられないのだ(笑)。冷静に考えれば、あたくし名義でだっていくらでも用意できるのにね?お金の出所が気になるのであれば、とことんまで分離して換算して、そういうところから捻出してやろうとさえ思った。(いくらなんでも角が立つので、口に出してまではそういうのも言わなかったけど・・・・(苦笑))と、このようなのを総合して、あたくしが思う「2台所有」もきっと叶わないだろうし、それ以前にぷよ2が考えるような車に買い替えというのも、絶対的に実現しない(爆)。双方がいいところで折り合いをつけて、自分たちの暮らしにきちんと合うようなモノを用意していくことになるんだろうな・・・・と思う。もう少し先の話だけど。もう少し先の話だから、ぷよ2はきっと忘れてしまうかもしれないけれど、こういうものは必要になったら、あんまり迷ってもいられない。あたくしは自分でお金を工面して、更なる1台を手に入れてしまうような気がしてならない( ̄∇ ̄;)(そうなりゃ、彼奴は彼奴で自分の好きなものを買えばいいとすら思ってしまう悪妻(自爆))とりあえず、自分の経済観念はおいといて(おいとくんか・・・・)。いや。普段の生活を垣間見ている、あたくしの実両親や近しい親友たちは、あたくしが如何に金を使わずに生活しているかというのをよく知っている。サナエはあたくしの生活を「ストイックだ」と言うし、サヨコですら「あんたはモノを買わんね」と言う。普段、使わないで済ませてしまうので、結婚当初にはなかった「贅沢品」がその後、着々と我が家の暮らしを豊かにしていった。HDDレコーダ、食器洗浄器、ウォシュレット・・・・なくても過ぎていくものだけど、ちょっとした贅沢だ。これらを手に入れられたのは、ぷよ2の労働なくしてはありえないとあたくしも思っている。彼が必死に働くので、お金もどんどん貯まっていき、日常的に贅沢はできなくても人様に恥じることのない程度の「食」や「衣料」は揃えることができているので、そうやって普段はやり過ごしていけてしまうのである。あたくしは出不精だし、外食を好む方でもない。そりゃ、月に1回くらい芝居を見に行ったり、美容院に行ったり自分の裁量のみでちょっと大きな金額の買い物をしても罰は当たらないだろうが、あんまりそういうこともしないまま、毎日が過ぎていく。多分、世の奥様方は月に1回くらいは・・・・と思っていることを、あたくしは2〜3ヶ月に1回くらいのペースで十分に満足できるようになっているらしい(笑)。あたくしの暮らしぶりにぷよ2は苦笑しつつも、それでも自分と経済観念が真逆なことを喜んでいてくれる。給料が振り込まれる口座の通帳をしげしげと眺めて、彼は満足そうなため息をつきつつ、ある時、こう言ったことがある。「いやぁ・・・・貯まったなぁ。俺が管理しとったら、こうはいかんやろうなぁ。全部、夕雅先生のおかげやよ。毎月、毎月、よくやっとってくれるよなぁ・・・・。」「あたしはお勤めしとらへんもん(笑)。実入りがない分、出てくものをセーブせんと。その代わり、ぷよ2先生にもあれこれとしわ寄せがいっとるコトとは思うけど・・・・ゴメン。」そうなのだ。あたくしの節約生活は、実は物凄い勢いでぷよ2にも影響を及ぼし、彼の毎月の小遣いは、本当に可哀想なくらいの金額・・・・。すずめの涙でももう少しまともであろうと思うこともあるほど、微々たる量なのだ( ̄∇ ̄;)自分で稼いだお金なんだから、彼ももう少し勢いよく文句を言ってもそれこそ罰は当たらないだろうに、何でか知らないけれど、この生活の中で必死に耐えている(笑)。たまに「足らない」と申告してくることもあるけれど、今まで1度も限度を超えたことはない。なのでそこはケチらず、きちんとあたくしも補填してきた。「でもきっと、共働きやったら確かに収入はもっとあるかもしれんけど出てくものも多いやろうなぁ・・・・。家のことにもっとお金がかかるやろうしなぁ。」「あぁ、そうかもしれんねぇ。あたし、不器用やで(笑)。でも、ヒマと余裕があるうちに、少ない中でやりくりを覚えると後々ラクやってわかったで、コレはコレで儲けもんかもよ♪おかげで食洗器は買えたし、HDDだって手に入ったし♪ ありがたい、ありがたい♪」みそじの自分がこんな暮らしをしているだなんて、10代の頃も20代の頃も想像だにできなかったけれど、コレはコレでなかなかいいものかもしれない・・・・と思えるようになった。確かに、各時代に思い描いた理想とは全然異質の生活なんだけど、居心地が悪いわけでもないし、けっこう楽しいし、満たされてもいる。退屈なように見えて、コレはコレでハリもあるし、甲斐を見出そうと思えばいくらでも叶うし。確かに社会的には評価されにくい毎日なのかもしれないけれど(苦笑)、こうやって、最低1人はちゃんと認めていてもくれるし(笑)。それはぷよ2も似たように感じているらしく、自分がこんなふうに労働に燃えるとは、以前は考えられなかったらしい。この日。ちょっと真剣な顔をしながら、ぷよ2はこんなことを言ったのだった。「俺ね、正直すごく不安なんだよ。ここ数ヶ月、必死にやってきて、実質給料も上がったけどさ。この先、きちんと生活を立てていけるのかなぁって、めちゃくちゃ不安なんだよ。例えば子供ができて、産む瞬間にかかるお金くらいは想像がついても、その後にどのくらいかかっていくものなのか、ホントに想像がつかへん・・・・。俺にできるんかなぁって思う。」バカだなぁ、この人は(苦笑)。あたくしと結婚しておきながら、そんなことを考えていたのかよ〜っ♪でも、この人なりにきちんと考えるようになったんだなぁ・・・・。目頭が熱くなったよ。「大丈〜夫っ( ̄^ ̄) あたしが何とかしてみせるよっ( ̄^ ̄)どんなになったって、絶対に『足りない』だなんて言わないからっ!!」あたくしは自信満々に言い放った。言った後に、本当に涙が出てきてしまったんだけど、それは金銭的にひもじくて出てきたんじゃなくてただ何となく、嬉しくなって、それで出てきた。あたくしにだって、先々、経済的に困窮するようになったらどうしよう・・・・? という漠然とした不安がないわけではない。いつだってそういうものに追いかけられながら何とか暮らしていっているのが常だ。かといって、短絡的に自分が求めない仕事に就いて、ただお金がもらえる方法を模索したくはないのだ。そうやって目先の不安を解消するための解答は、巷にいくらでもあって、選択肢も豊富だ。思うに、自分で稼ごうと腰を上げることは簡単なのだ。パートだって、バイトだって、贅沢を言わなければ日々を暮らしていく小銭くらいにはなるのだ。もう少し、ハイレベルなものを自分に課すとするならば、自分の配偶者に、より質の高い状態の勤労意欲を常に保持させるように、あれこれ工夫する方が手腕を問われるのかもしれない。この人の稼いでくるお金は、1円だって無駄にしない。その意地と根性が、専業主婦を強くする。あたくしはそう信じている。そう考えていると、1日にかけるお金がどれだけ少額だろうと、全然ひもじい感じはしないし、精神的に十分に贅沢をしているような気持ちにもなれて、自分でも思った以上に頑張り通せてしまえるから不思議である。でも、わが家では、例えばワイドショーの片隅に登場するような月々数十円の電気代や水道代等を躍起になって「節約」するようなことはしていない。やっぱり回帰するべきところは「要・不要」の線引きポイントなのだ。ぷよ2が漠然と抱えている不安もきっとそれで解決できる。普通にしていれば何とかなっていくもんだとはあたくしも思っていないけれど、それでも、例えば子供が1人生まれようが2人生まれようが、「生活する力」が衰えなければ、多少稼ぎが少なかろうが、人間、立派に生きていけるってことを、あたくしは証明したいんだ。↑嗚呼・・・・ささやかな喜び