2006年04月21日(金)
適度に美味しく召し上がれ♪


最近のぷよ2は、何だかよくわからないけれど頑張っている(笑)。
あたくしが、「オトコの猫舌」を嫌がる上、馬鹿にするので(コラコラ)
彼は彼なりに克服しようと、一所懸命になっているみたいなのだ。
密かに頑張っている・・・・みたいなんだけどバレバレなので(爆)、そこんとこが涙ぐましかったりする。


何度も書いてきたけれど、冷めきった料理をいつまでもグチャグチャべちゃべちゃ食べ続けるという
センスが「存在する」こと自体、あたくしには信じられない。
少しずつ口へ運ぶことを美徳とされることが多い、女性がそうしているのだって
あたくしの中ではギリギリ限界領域で、見るからに美味しそうに食べている人の方が
あたくしの目には健康的という以前に、美しく映る。
まぁ女性は、モノを食べている間でも「口」という入り口を器用に駆使して、
「口」という出口から言葉を発するイキモノだから、「口」そのものはかなり忙しく動いている。
女性に比べて男性・・・・特に日本の男性は、器用にコレがこなせない(苦笑)。
当たり前だ。フツーにしていたら、コレはなかなかできる芸当ではない。
あたくしも、日本男性と一緒で、どっちかというとこの芸当は苦手な部類で、
食事に集中したい時は、ほとんど喋らない。
なので、自然と食事にかける時間が短くなるのだけど( ̄∇ ̄;)

コレがですね・・・・。

熱いものが食べられないからという理由のみで、料理を放置し、
同時に手を合わせたはずなのに、いつまで経っても食べ始めない、
そのまま放っておけば、挙句には手を合わせてからタバコを一服・・・・なんてことも平気でする、
これから大事な会議をしながら、とか、メンバーの顔色を窺いながらの会食、とか
そういうんじゃなくて、「ただ家族でフツーに食事をしよう♪」という日に3度ある
日常の一部分を遂行するというだけで、こんなことでは、同席する者にとっては頭痛のタネなのである。
たまに顔を突き合せるだけの人間ならばいい。
場が宴だというのならば、それに則したスピードというのもある。
ただ・・・・毎日毎日顔をあわせる同居人が日常的な食事でコレをやりだすと、
いい加減、発狂しそうになるので(苦笑)。
あたくしもウツを溜め込まないようにここに書き散らし始めたというわけ。


とはいえ。
30年かけて培われた「猫舌人生」が、そんな一朝一夕で克服できるかというと
それこそ、そんなに生易しいものではなく、ぷよ2は日々、悪戦苦闘している。
だけど、何だかすごく頑張っているのだけはわかるので、あたくしも笑って、

「いいよ、ゆっくり食べれば。」

と、わざと逆へ促すようにもしている。
ちょっとしたイジワルな気持ちがムクムクすることもあるんだけどね(笑)。
・・・・だってさぁ。
熱いものが苦手でも、ラーメンだけは別!!( ̄^ ̄)
などと平気でのたまうのを、一緒に暮らし始めてランスルーできるほど、あたくしだってやさしくないよ。
要するに・・・・食えるんじゃん( ̄ー ̄)ニヤリッ♪
ラーメンは放置できない理由があって、味噌汁は放置しても大丈夫っていう、
その根拠がこの国にあるのならば教えてほしいよ。
ぷよ2がそういう都合のよさを振りかざすのを知ってしまったので、
あたくしも必要以上に残酷になってしまうのだ(苦笑)。


近頃、彼の勤労意欲がめちゃくちゃに向上したため(笑)、ぷよ2の帰宅はかなり遅い。
わが家は2人家族なのに、朝も昼も夜も食事が別々になった。
同じ時間に同じモノを食べるのは、週に2日くらい。
しかし、アレだ。
あたくしにとっては、余計なあれこれを考えずにすんだり、食べ過ぎ防止が叶ったりするので、
この別々の食事も満更さびしいだけのものではなく、それなりに功を奏している。
お喋りをする相手に恵まれているわけではなくとも、ゆっくり食事をする習慣もだんだんついてきたし。

ぷよ2も、食事にそれなりに関心を持とう持とうとしていてくれているみたいで、
それはそれで、すごく嬉しかったりする。
「食べる」ことにすごく無頓着ということは、即ち、自分の食べているものを自覚できていないということで
それは、とても危険なことなんだとあたくしは普段から厳しく言っているつもりだ。
今、自分が何を口に入れようとしているのか、味はどんなふうに感じるのか、
日常生活でそういうのをきちんと自覚できるようになっておかないと、
・・・・要するに、早死にする。
「食事」っていうのは、本当に色んなことを一度にしなければいけない行為なので、
すごく生理的なことのように見えて、実は、物凄くセンスを問われるんだな、ということに
あたくしですら改めて気付かされる。


(1)テーブルの上に、何がどれだけ並んでいるのかというのを一瞬で把握する。
 なんてことないと思うかもしれないけれど、つい最近までぷよ2は、この能力が著しく低かった。
 自分の箸がないことに気付くまで相当の時間がかかったし、自分で用意するという概念すらなかった。
 足りないものがあっても補填の要求すらしない。把握しきれていないから、できないのである。
 今ではかなり改善されて、きちんと自分で動くようになったので、
 先天的な問題ではなく、ただ単に今まで本当に無頓着だったということだ。
 今でも、自分に出されたおかずの品数が多いと、きちんと把握しきれないみたい(笑)。
 1つのものに集中しすぎて、テーブルの隅にあるものにまで気が回らないみたいだ。

(2)自分で食べやすいと思う配置が臨機応変にできる。
 コレも、普通に考えればなんてことはない。
 きちんと「見て」さえいれば、些細な違和感くらいはすぐに察知できる。
 日本の家庭料理の食卓というのは、個別に盛られるもの、大皿、様々なパターンがあるけれど
 基本的な配膳方法というのは大概決まっている。
 そういうのがきちんと身についているかどうかというのは、食事を始める瞬間にわかるんだけど
 ものすご〜く、食べにくそうにしつつ、自分では決して皿を動かそうとしないのを見ていると
 正直、「この人には空間把握能力っていうのはないのかな??」と思う。
 ぷよ2・・・・こちらの分野はまだまだ、かな(笑)。
 (1)をクリアしないと、無理かもしれないなぁ・・・・ぜひ、今後頑張れ!!

(3)食材の色で、自分の食べているものが何なのか、きちんと理解できる。
 う〜む・・・・コレは万人に求めるべきことではないかもしれないな(^_^;)
 できるんであれば、それに越したことがない・・・・そんな感じかも。
 あたくしは、ぷよ2がインスタントの何かを食べようとするのが非常に嫌なのだった。
 あたくしだって、インスタントのものを利用することはよくある。
 味だって、最近はよく工夫されていて美味しいものが沢山あるし。
 どうして、彼がそういうものに手を出そうとするのがすごく嫌かというと、
 まさにそれ「のみ」しか口にしようとしないからだ。
 例えば、ラーメン。
 見えるところにねぎがあるし、冷蔵庫には決まったところに卵だってある。
 いつもは好んで食べるであろう、ハムやウィンナーだって、決まったところに入れてあるのだし、
 調理というべき調理なんて必要がないものばかりだ。
 自分が好きなものですら、面倒くさがって加えようとしない、その横着さが
 どうしても許せなかったのである。
 カロリーだけ摂取して、栄養は摂らないまま・・・・どうしてこんなにも食に無頓着なんだろう・・・・?
 包丁も何もいらない、ただ入れるだけでいいのに・・・・ラーメンを作る手間とどこが違うの?
 本当に謎であった( ̄∇ ̄;)
 自分の目で色を感じ、自分の舌で味や温度を感じ、鼻で香味を感じて、
 そこにある違和感や、レシピにはない自分に合った味の調節、
 それって、毎日の積み重ねで、それこそ一朝一夕に身につくものではないのだけれど、
 自分で気をつけないと、一生身につかない。
 緑のものが足りないなとか、白いものを加えないとな、黒いものを食べなきゃ・・・・そういう意識って
 持ってなきゃいけないものなんだけど、なかなか培うのは大変なのだ。
 ・・・・それが最近(笑)。
 まぁ、完璧と言えるレベルではないけれど、少しは手を加えようと気持ちを動かすようになっている。
 卵を入れようとしてみたり。
 要するに、こういうのってセンス云々より「やる気」の問題だったんだな・・・・
 あたくしも改めて気付く( ̄∇ ̄;)


あたくしは最近、ぷよ2の食事の時間に対して手を抜いている。
まるっきり全部を支度してしまわないようにしている。
完全に用意しつくすと、彼は本当に無頓着のままだから(苦笑)。
彼は当初に比べるとだんだん変わってきて、そう・・・・頑張っている。
食事の時くらい、リラックスしてゆっくりと・・・・と言われるかもしれないけれど、
あんまりダラダラとやりすぎるのは、何事においても好ましくないと思う。
せめて、自分で今何を食べているのか、そういうのをきちんと自覚できる生活になってほしくて、
今日も「鬼嫁」は、監視体制を強めるのである(笑)。

↑そのうち、本当に美味しくなればいいな♪

ま、今までマイペースすぎたのもあるから、これからは色んなペースを覚えつつ、
あたくしはあたくしで、彼を許せる速度を覚えていこう♪

あさみ


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