赤睫毛
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ぬれた髪から雫が落ちて
ふやけた指の皮を毟る。
もう
二度と繰り返すまい。
と決めていたはずなのに。
また。
あの人のようなあなたを恋しく思うのは
未だに
あの人のことを少しでも思い続けているせいでしょうか。
毎日のお祈りに浮かぶ彼は ?
声のトーンが上がるね。
って。
少し嫌だった。
海?
そんなの行ってる暇なんてない。
夜?
何度云えばいいの。出られるわけないでしょ。
あたしの気持ちを察してよ。
ズボン濡れなかった?
すっごくあのときのあたし だった。
目に見えないのに。
愛しく思うのは愚かなことでしょうか。
そうね。
あたしって昔から卑しい子だったわ。
今更何だって言うの。
何も怖いものなんてないんだから。
また言われた。
そうね。
自己満足。
そんなのわかってるけど。
自分好きなんだから。
それでいいじゃないの。
五月蝿いの。
あのヒトと歩いた浜辺を
二年ぶりに歩きました。
どうして んだろう。
どうしてこんなにも醜いのでしょう。
どうしてこんなにも卑しいのでしょう。
どうしてこんなにもあなたが恋しいのでしょう。
どうしてこんなにも なのでしょう。
雨降っちゃえ。
ごめんなさい。
今日は疲れて寝るだけ。
クビノカワイチマイ。
あーあァ。
やんなっちゃうよ。
ね。
そう思わない?
今は
どっちでもありません。
どうしましょう。
からっぽなのにおもいの。
ねぇ。
へんでしょう?
わたしの声と引き換えに
あなたは何をくれるのですか?
こんなに
歌っても
叫んでも
あなたには聴こえないんでしょう?
こんなに
思っても
切なくても
あなたには伝わらないんでしょう?
忘れないで。
赤いペディキュアも
黄色いタオルも
白い楽譜も
青い君も
みんな消えてしまえ。
何も言わないで。
只歌わせてよ。
風に揺れる稲。
一面の緑。
蝉の声。
風鈴の音。
からっぽの胃。
熱くなった机。
床に散ばる残骸。
足に刺さる棘。
「いちばん」
の友達にも彼是と嘘を吐く。
この口誰か塞いでやってクダサイナ。
☺
今日はみっつ見つけた。
遺伝子が傷ついて出来た出来損ないなのに
「幸せの四葉」?
ホワイトタイガーだってそう。
なのに人間は違うのよね。
鬱の時と
違う時がある。
あのサイトは 鬱。
かといってまた他につくるのも 嫌。
♪しぃ〜かたがないので
模様替えにしよ・・・。
期末テストは明日で終わり。
定期演奏会のチケット買ってください。
海の日。
500えん。
星に祈っても
あの歌をうたい続けても
この喉を切り裂いても
あなたにはもう二度と会えない
まだまだ終わりそうもありません。
まだまだ忘れられないのです。
あなたは
何処を見ていますか ?