想い出の樹

2003年02月20日(木) バッハ・インベンション研究会

インベンション第6番の2回目の講座。
今回は、全体にバスをつけました。
バスを付けるには、どのハーモニーなのか判断せねばならず・・・
簡単にわかるところもあれば、これは??などと頭を悩ます場所もあります。
そういった場合、前後の関係を見て、このハーモニーがどれに相当するのか、
と判断するあたり・・・少しずつ見方がわかってきました。
でもでも、やっぱり先生がいないと間違えちゃいます。(^‐^;;

今回私はピアノ係だったのですが、
バスの歌声・ピアノと合わせたとき、
特にゼクエンツの部分が鳥肌ものでした・・・。
「あぁ〜〜こういう音楽だったのね〜!」とあらためて実感。
一人で演奏するのとは違い、実感がわいてきます。

今回は、私が大好きなハーモニーとピアノの合わせがたっぷり。
これをすると、音楽がより立体的に見えてくるのです。
家で予習・復習をしているとき、
ピアノでハーモニーをならしながら弾いてみたりもするのですが、
こうやって完璧にアンサンブルすると、
より立体的に体感することができます。
これはまりそう・・・(笑)

ところで、今日最後の方で「倚音(いおん)」についてのお話しがありました。
「日本人は、倚音の演奏が下手だ」と言われたことがあるそうです。
先生の説明を聞いて、なるほど!と納得してしまいました。
確かに、「倚音」なのだと意識して演奏するのとそうでないのとでは、
大きな違いが!!
とてもためになりました。


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中嶋 [HOMEPAGE]

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