この夏休み、読書に熱中している私。 久々の読書はとても楽しいもので。。。 私って、本当に波があるのです。 活字なんて見たくもない・・・という時期と、 重い活字症候群にかかっちゃう時期。 今は後者のようで、最近読んでいなかったミステリーなど、 ただ楽しむだけ・・・が目的の読書に夢中です。
で、久々に阿刀田高の本を購入し読んでいます。 彼の本は、10代後半から20代前半の頃に夢中になり、 ここのところずっと遠ざかっていたのでした。
久々に読んで思ったこと。 主人公が30代前半なのに、どうもピンとこない。(笑) 私も31才。でも同じ世代に感じない・・・。 これは、私よりずっと年上の著者が書いているからなのかな。 それとも、私が普通の30代より精神年齢が幼いのか?!(^_^;) 宮部みゆきの主人公の場合、そんなこと感じないのだから、 ま、精神年齢が普通より幼いというのは・・・ない・・よね?(笑)
どうも、物の考え方とか思考回路が、 阿刀田高の主人公は、随分古い・・・。 30代の主人公・・・どうしても思い浮かぶのは50代の人物。。。(^_^;) 時代が変わると同じ世代でも、思考回路がずいぶんと変わるものなのだなぁと、 思わずしみじみしてしまったのでした。 う〜〜ん。女性にとっては今の方が生きやすいな。(爆) 特に私のような、なんちゃって主婦は・・・。
ま、彼の本はミステリーそのものが面白いので、 そんなことそれほど気にせず楽しめちゃうのですが。 宮部みゆきを読んだ後だから、尚更それを感じてしまったのデシタ。
ところで、最近読んでめちゃくちゃ面白かった本。 コナン・ドイルの「失われた世界」です。 やっぱり後世まで残る本っていうのは、文章がいいですね〜。 もちろん訳者の実力にもよるのでしょうが・・・。 直前にラブ・サスペンスを読んで楽しんでいたのですが、 コナン・ドイルの本を読み始めて、 サスペンスの文章がどれほど稚拙なものだったか、思い知らされました。 あ、この本も面白かったんですよ。 私は彼女の「発想」が好きで、好んで読んでいる著者の一人なのです。 (S・ブラウン)
今度読もうと思っているのは、19世紀に書かれたSF小説。 ちょっと興味持ちません?
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