MIKI.PRUNEの方丈日記
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今日から夏休みに入る。 初日の今日は、朝6時に家を出て、喜多方を目指す。 9時30分頃、喜多方に到着。 蔵のまちを散策する。
先ずは甲斐本家蔵座敷を見学。豪華な座敷は7年の 歳月を要し、外壁は黒漆喰で塗り込められ、この 黒漆喰が重厚な風格を漂わせいる。 座敷内部は、東京深川の木場から取り寄せたより すぐりの銘木・檜・紫檀・黒檀など使用している。 51畳の座敷は幕末に初代吉五郎が酒造りを始め、 3代目吉五郎が麺製造、製糸工場で財をなし、 4代目吉五郎が建てたものです。 書院や床の間は素晴らしいというしか表現が ありません。
次に大和川酒造北方風土館を見学。 寛政2年(1790)創業の大和川酒造の仕込み蔵を 案内の人の醸造過程や大和川の歴史など説明を聞きながら、 見てまわる。娘も醸造は米のきめの細かさで決まることや お酒を秤売りしていたこと、また、昔の酒瓶と今の酒瓶の 作り方、形の違いにびっくりしていた。
さて、喜多方といえばラーメン。佐野もラーメンで有名。 どちらがおいしいか食べ比べてみることにする。 入ったお店は、大和川酒造の案内の女性が教えてくれた あっさり味の「上海」というラーメン屋さんです。 スープは天然塩と2種類の醤油で仕上げているそうで、 あっさりしてとてもおいしかったです。 麺は佐野同様のちじれ面でチャーシューもやわらかく 昔ながらのラーメンといった仕上がりです。 この街で酒・ラーメンがおいしいのは、水がおいしいから なのだと思う。水だけ飲んでもとても柔らかな水でおいしい。
午後からは金忠(味噌・醤油)や小原酒造(ここは 醸造している時にクラシックを聴かせていることでも有名。 大吟醸交響曲蔵枠(クラシック)を買ってしまいました。 又、郊外に足を運び、赤レンガの建物で集落が形成されている 三津谷(みつや)に行く。
喜多方の蔵は、店がそのまま現在も使われていて、商売を しながら、観光客にも見せているのには驚いた。 そして、宿のある五色沼へ向かう。
今日の一首
蔵のまち 喜多方の街 訪ねれば 気さくな人々 息づく街よ
喜多方の 古い家並み 軒ならべ 旅人の思い ノスタルジア
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