| 2001年08月28日(火) |
カワイソウだよな(四国巡礼編) |
35番の清瀧寺の通宿で一晩を明かした後、朝一で納経。 昨晩6時過ぎに到着したときも納経してあげようか?といわれたが断った。 なんかルール違反のような気がしたからだ。 でもこの日のことを思うと昨晩のうちに済ましておいて朝一の納経を次の寺ですればよかったと思う。 一つ一つの積み重ねで人生って決まっていくんだろうね。 36番の道中は海沿いの峠道といった感じ。 見晴らしはいいものの道がうねうねしててちょっとアレだった。 あさっぱらからこんなことしたくねぇ。 道中に甲子園で有名な明徳義塾高校があった。 学校以外周りに何もない。買い食いとかもできないし遅刻早退もかなりめんどくさそうだ。都市部までバスで20〜30分と行った所だろうか。
第三十六番 青龍寺(しょうりゅうじ)
8時すぎぐらいにはついてた気がする。ここも本堂は200段くらいの石段を登らなきゃいけない。疲れた。 ここをめぐってから37番の寺に行くまでにだいぶ寄り道をする事になった。 寺のほうは海沿いの道を走ってればつくのだが道の駅が山奥の方に固まって4つくらいあったのでそっちに行ってみる事に。 ついでだから四万十川の源流にも行ってみるかということで行ってみた。 ある種の達成感はあったがそれほどの感動はなかった。 これも話の種になる程度だったかなぁ。
第三十七番 岩本寺
ここで山口ナンバーのナディアに乗っていた林さん夫妻と再会。 昨日は各寺で一緒だったのだがこの日もあえるとは思わなかった。 四万十川の源流を見るのに2時間ほど費やしたのがよかったのかな? と思ったのもつかの間。
岩本寺を出てすぐのことでした。 国道に出ようと思い細い道を通っていると 横から軽自動車がひょいと飛び出してきた。 とっさによけたので衝突は免れたが転倒。 体は無事だがバイクがバイクがバイクが。。。。。
すぐさま警察を呼びいちおう事故証明をとってもらった。 あっちの被害は右前のウインカーが壊れ、そのあたりの凹みがついたくらい。 こっちはアクセルワイヤーが一本いかれ、タコメーターが壊れた。 その他クランクケースやサイレンサーのジョイント部分などにも傷がついた。 しばらくフロントブレーキも効かない有様。 でも走れる分だけ軽傷だったと思う。 結局相手の保険で修理代全部出してもらえる事になり一応はよしとする事に。
第三十八番 金剛福寺(こんごうふくじ)
足摺岬の先端に位置する寺、到着時刻は午後4時半。 事故がなければもう一ついけたのになぁ。 次の39番で高知県も終わり、一応は二日で一県のペースは保たれるはずだったのだが。 ここ足摺岬も観光地として名高く夕方というせいもあってかやたらと人が多かった。ジョン万次郎の銅像があった。 つうか高知人は銅像建てる事しか能がないのかくらいの勢いで海沿いの目立った場所に銅像があった。 ここ足摺にはジョン万次郎、高知市内からすぐの桂浜には坂本龍馬、室戸岬には中岡慎太郎。 土佐の歴史だと他に思いつくのが長宗我部家と山内家くらいなのだがその辺の足跡つーのは全然観られなかった。 そんなに武士が嫌いなのかね?
この日は事故とかあって精神的に参ってたので風呂に入って寝たかった。 つうことで次の寺がある高知は宿毛市まで行ってみる事に。 事前の調べではここに健康ランドがあるので利用しようと思ったからだ。 結局午後7時半くらいに宿毛の健康ランドに到着。 ここで知り合った歩きの遍路、木村拓哉さんと歓談して寝る事に。 これが本名というから驚きです。
この日は4つしか寺を周ることができなかった。 でもまぁペースとしてはちょっと遅れくらいの感じなのでまだよかったかな。 しかしCBに傷がついたことにはカナリのショック。 娘を傷物にされた父親の気分だわ。
|