| 2001年08月29日(水) |
やっと半分(四国巡礼編) |
もうそろそろ書かないと9月おわるって。 今日は9月の20日。もうすぐ21日だ。 とりあえず最初この日記を書くにあたって、後ででもいいから かならずなんかしら書くように努めようと心に決めたのでレッツ初志貫徹。
つうわけで朝七時に39番の寺につくように宿毛の健康ランドを後にする事にした。とはいってもここから39番の延光寺まではバイクで5分。 7時に出ても間に合いそうなものなのだが昨晩知り合ったキムタクさんと一緒に宿を後にした。 とりあえずはバイクの応急処置しときたかったのね。 昨晩はフロントブレーキがほぼ効かない状態で来たのでなんとかならんもんかと四苦八苦してたらなんとかなったんだわ。 (バイクの場合はフロントブレーキが強くリアブレーキは結構おまけみたいなもんなのでこれが効かないとほんとに死ぬ恐れあり) ブレーキが効くようになったので勢いよく出発したら案の定道を間違え、結局寺についたのはキムタクさんと同じくらいだった。
第三十九番 延光寺(えんこうじ) キムタクさんと写真とって別れた。 つうかこの人ウ氏っぽい顔してたな。思い返してみると。。。。
第四十番 観自在寺(かんじざいじ) ここから愛媛県になります。 天気も良かったので気分は上々だった。これでバイク無事だったらなぁ。。。 寺に着いて納経してるときに住職さんにこういわれた。 「昨晩はよく寝れたかね?歩きは大変じゃろう。。。。」 ぼけてました、住職さん。誰かと勘違いしてたようです。
第四十一番 龍光寺(りゅうこうじ) 第四十二番 仏木寺(ぶつもくじ) 第四十三番 明石寺(めいせきじ)
特に何事もなく通過
第四十四番 大宝寺(たいほうじ) 前の寺からはおよそ100キロ、かなりダルダルだった。 四国に入ってからはほんとに食い物らしい食い物を食ってない気がした。 たしかこのときは奮発してカップ麺を食べ、カキ氷を食った。 オレはなんて贅沢なんだって思いながら食った気がする。 このあたりから道の駅があっても入るのをやめて素通りし始めた。 スタンプ一つに回り道ってなんかなっとくいかねぇよなぁ。という理由で。
第四十五番 岩屋寺(いわやじ) 今日一番の難所だった。ひたすら階段上った気がする。 しかも時間ねぇとかいって麓からずっと走ってった。 バカだ、おれ。 お参りを済ませ、階段を下ってると下のほうから山口の老夫婦、林さんたちが登って来た。どうやらオレとは別ルートで44番より先にこっちのほうにきたらしい。 なんかほっとした気分だ。しかしここから先はもう会うこともなかった。今回の旅で一番多く会った人だ。 無事結願できたといいなぁ。。。。
第四十六番 浄瑠璃寺(じょうるりじ) ここからは松山市。松山観光は後でゆっくりすると決めていたので遍路の途中は素通りしようと最初から決めてた。ここについた時点で4時45分くらいだったかな。もう間に合わないかと思って次の寺行ったらギリギリで納経してもらえた。
第四十七番 八坂寺(やさかじ) 今日はココでおしまい。宿を探そうと思ってたらお寺の若い人が声をかけてきてくれて通宿があるから使いなさいといってくれた。
なんとうれしいお言葉。。。。
荷物降ろしてしばらくボケっとしてたらもうひとりお遍路さんがやってきた。 よくよく話を聞いているとこの方、高野山から来たお坊さんだそうだ。 ほんとに修行のために遍路を行っていて、しかも四国に上陸したときは無一文で来たというからものすごい。 オレもやってみたくなった。 結局この日は7時くらいから3〜4時間ずっと説法を聞かされていた。 すごくいい経験をさせてもらったと思う。 今度高野山に行ったときに会えるだろうか。。。。
ここでお坊さんに会った事で明日以降の遍路に対する心構えが明らかに変わった。 何が変わったって言葉でいえるもんでもないけど、もう少し物事を真摯に受け止められるようになった気がする。
今のオレは仏教徒です。
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