きっと どこかで
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2004年05月23日(日) |
「光とともに」サイトでの感想 |
「光とともに」のドラマの感想、公式HPの掲示板、他の匿名掲示板(専用スレッドあり)などで見ている私だが、昨日書いた、「障害を言い訳にしているか」ということについて、数人の方が投稿をしているのを見た。
投稿している方は、障害を公表している方で、自分の子供が障害を持っている事を何かの言い訳にしてきたかもしれない、というような書き込みをされていた。
確かに、先日のドラマでは、光ママは、「すみません、うちの子自閉症なんです」と一人づつに言っていた。ドラマだから、そういうセリフもアリなのかな、と思っていたけど。
確かに障害を持っているからと理解してもらうことは必要なこと。でも、理解してもらって、「この子は障害があるんだから、出来なくてもいいんだ」と常に思われても、その子供の為にならないと思う。
障害があっても、やっていけないことは、いけないこととして、教えていかなくてはいけないし、理解してくれる人に甘えていては、いつまでたってもできるようにはならない。
ただ、そのラインをどの程度のところに置くか、これは、それぞれ子供の状態によって違ってくるだろう。その子のレベルに合わせて、ちょっとずつ出来る事を増やしていくこと、これがその子のためになることだ。
私は栄養士なので、食事療法にたとえていうと、胃の手術をした場合、昔は、術後は安静にして、食事も長い間をかけて普通の食事に戻していた。それが、最近では、どんどん、流動食から普通食へ早いペースで進めていく。その方が、術後の回復も早いのだ。人間の身体には、自分で治そうとする力が備わっている。大事にしすぎると、回復が遅れるのだそうだ。
それと同じようなことかもしれない。適切な時期にその子に合った、しつけをしていけば、出来なかった事、理解できなかったことが、その子に出来るようになるのだろう。その見極めが難しいところなんだろうけど。
それは、普通の子供を育てている場合にも言える事だと思う。
こういう文章は、自分自身にも言える事、なんだけど、私もどうしていいのかわからず、悩むこともある。気長に、辛抱強く言い聞かせることに尽きるのかなあ・・。そのうち分かってくれると信じて・・。
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