きっと どこかで
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2005年09月08日(木) ヤマハピアノグレード6級受験

この前の日曜に、ヤマハピアノグレード6級を受験した。前回7級を受験したのはいつだったっけ・・。まだ2年も経っていないかも・・?大人のピアノコースにしては、ハイペースかも、私。といっても、吹奏楽等でクラリネットを長いことやっていたから、楽譜は読めるし、練習方法も、クラリネットの時のものを応用してやっている。ただ、ヘ音記号は未だにちょっと読むのに苦労している。(五線からはみだした音がぱっと見てわからないのだー。)あと、未だに、一オクターブくらい間違えそうになることも・・。こんな私なんだけど、今習っている先生から、今年の4月にグレード6級受けてみませんか、という話をいただき、先生が勧めてくれるんだから、大丈夫なんだろうと思い、受験することとした。

曲は今回も、受けることを決めてから、選んだ。今までやっていた曲は、グレード試験で使えるようなものではなかったので、先生と相談しながら、主に、ヤマハレパートリー集(6級編)から選曲した。今回もAコースで受験することとした。

曲はまず課題曲1曲。それと、自由曲を3曲。課題曲は、ヤマハのオリジナル曲。2曲の中から1曲選ぶ。自由曲は、バッハのメヌエット、ベートーベンのエリーゼのために、クレメンティーのロンド。ピアノグレードの選曲は、クラシックから選ぶのが無難のようだ。それ以外は、グレードのレベルの判断をするのが難しいし、グレード受験の曲には、ふさわしくないと考えられているらしい。音楽的にすばらしければいいとは書いてあるけど、そういうのは、私には判断できない。レパートリー集から選ぶと、間違いないかと思い、その中から選曲した。自由曲の1曲は、今使っているソナチネから選んだ。(先生が、この曲がいいと言ってくださったので。)あと、初見演奏。

さて、当日、予定していた時間より少し早く私の名前が呼ばれた。10分くらい?当日は、ピアノ6級以外の他の試験も行われていて、ロビーには多くの人が待っていた。人の大勢いる場所が苦手な私は、(パニック障害の持病のある為)時間が来るまで、ということで、ちょっと離れた場所で待っていた。そしたら、私の名前が呼ばれ、試験室へ入った。

試験官の先生は2名。

鞄から楽譜を取り出し、ピアノの譜面台の上に置く。椅子がちょっと高いようだったので、下げた。(ペダルを使う曲もあるので、足が届かないと困る)

まずは1曲目。バッハのメヌエット。緊張の為、ちょっとミスタッチ。ピアノの鍵盤のタッチも、教室のピアノとも自宅のとも違うので、とまどいながらの演奏だったせいもあるかも・・。(言い訳がましいか・・。みんな同じような思いをしながら受験しているはずだもんね。)

2曲目は、クレメンティーのロンド。え、こっちが選ばれたの?という感じだった。エリーゼの方を弾きたかったんだけど・・。(自由曲の演奏は3曲のうち2曲)と思いながら演奏。テンポが速くて、弾きにくい(私にとっては)曲だったんだけど、普段の練習並みには弾けたと思う。

その後、課題曲を演奏。この曲は、割と自信あったんだけど・・。

最後に、初見演奏。こちらは、元々簡単な曲のせいもあり、ミスタッチなし、フレーズも正確に弾けたと思う。初見演奏はわりと得意。吹奏楽をしていた時、普段の練習でも、楽譜を渡されいきなり合奏なんてこと、よくやっていたから。

試験はこれで終了。

先生から、講評があった。まず、「メヌエットってどういう意味か知っていますか?」と先生から質問あり。そういうこと、疑問に思ったこともないし、教わってもなかったなあ・・。「いや、わかりません。」と回答。「メヌエットっていうのは、踊る曲というような意味なんですよ。」ああ、そういえば、メヌエットって3拍子だ。「3拍子を1拍ずつ感じるようなのでなく1小節を1つと感じられるような演奏をするといいですよ。」というようなアドバイスあり。

ロンドの方は、「平坦な演奏になってしまっていたので、もっと強弱とか付けて、変化をもたせた演奏にするといいですよ。」とのこと。いや、私の苦手とするところなんだよね、ピアノで強弱を出すの、今の課題なんだよね。今習ってる先生からもいつも注意を受けるのは、これが一番多いんだよね。

課題曲の方は、「和音を弾くときは、同時に鳴るように弾くと、響きがきれに聴こえますよ。あと、クレッシェンドをする時は、早くから大きくしないで、途中から大きくしていくようにしていった方がいいでしょう、すなわちクレッシェンドのスタートは音を小さく落として弾いたらいいでしょう。」とのこと。そうなんだよね、これもわかっているんだけど・・。小さくすると、右手の音(メロディー)より左手の音(伴奏)の方が大きくなってしまうので、それを気にしつつ小さくするのが、これも今の私の課題なんだよね。わかっているんだけど、今日もできなかったんだよね。

初見演奏については・・。「よく出来ています。間違いも全くなかったし、ね。」ほめてくれたのはここくらいか・・。

でも、ほめてもらってばかりでは、上手にはなかなかなれないもんね。普段の先生は、なかなかそこまで言えないよね、思っていてもね。

いろいろ注意を受けたので、試験を受けた後、すごく落ち込んでしまった。でも、これから練習する上で気をつけながらしていけば、いいピアニストになれるだろう、聞いていなければ、いつまでも知らないまま、自己流演奏になってしまうもんね。

結果がわかるのは、1ヶ月くらい先くらいらしい。でも、合格か不合格かは、もうその場で決まってるんじゃないかと思ったりもする。ただ、講評用紙に印刷したりするのにそのくらいの時間が必要なんだろうと思った。

ヤマハ音楽能力検定制度HP


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