きっと どこかで
DiaryINDEX|past|will
2005年09月25日(日) |
ドラマ「電車男」終了 |
覚えているうちに書いておこう、ということで、ドラマ「電車男」のことを書きます。
実話を元にしたフィクションとは書いてあったけど、どこまでが本当なのかな、と思いながら見ていた。
それにしても、最後ハッピーエンドで終わるにしては、主人公の相手役の女性、青山さん(エルメスさん)、主人公の男性、山田さん(電車男さん)に対して、ちょっとそっけなさすぎないか、と思った。そっけないから、最後までどうなるのか、わからない、ってところで、ドラマとして、興味を持ってずっと見続けるという、製作者側のメリットがあるのかもしれない。
インターネットの掲示板でのやりとりは、見ていて面白かった。いろんな人が、電車男を応援していて、見ず知らずの人の為にここまで一生懸命なれる人がいるなんて、今の若者もまんざら捨てたものじゃないなという気がした。(いや、私もまだ若い気でいるけどね・・でも、若者と言われる年じゃないもんね)
電車男さんにこんなに想われた、エルメスさんは、幸せだろう。恋愛なんて、最初はふとしたきっかけで始まる。でも、この場合は、ふとしたどころか、大事件がきっかけだ。(相手の女性が酔っ払いにからまれるという)
当然、お礼はするだろう。それが、まともな人間のすることで、その後、食事に誘われたら、まあ、最初は私も付き合うかな。後どうするかは、その時の印象で変わるんだろうけど。ドラマでは、いろんな事件が、エルメスさんに起こって、その度に、電車男が助けるということが続き、その誠実さに、しだいに好感を持つ、というところかな。
一途な想いを持っていた電車男さん、最後は、勇気をふりしぼって、告白するわけなんだけど、エルメスさんはその想いを受け止め、自分もそんな彼が好きだと告白する。両思いを確認して、二人はラブラブムードに・・。
そして、掲示板で報告して、恋が成就したことを告げると、その住人からは、もうここにいる必要はない、と言われる。ここは、この実際のインターネット掲示板を知っている人でないと、わかりにくいところかも。ドラマ上では「Aちゃんねる」となっているのは、「2ちゃんねる」のことでしょ。
ここは、すごく多くの掲示板があり、それぞれ、内容により専用板が分かれている。それで、そこから話題が少しでも違ってくると、板違いとか言われたりする。
電車男さんの場合は、エルメスさんと両思いを確認するまでは、その板でよかったんだけど、両思いになったら、もう、その板ではその話題は書き込みできなくなる。板違い、という扱いになるわけだ。
板違いの書き込みは出来ないから、電車男さんや、そのスレッドをずっと見守ってきた人達は、お別れの書き込みをするんだよね。それが、ほんとにずっと一緒にいた人達の別れみたいで、結構感動的・・。そして、1スレッドは1000までというルールがあり、それ以上は書き込みできないようになっている。で、お別れのメッセージで残りを埋めていこうという話になる。そして、最後の1000は、電車男さんが書くことになる。そして、お別れのメッセージを書いた後、「もう書き込み出来ません」というようなメッセージがパソコン画面に出て、もう、この人達ともお別れなんだと思うと、なんだか泣けてきてしまう・・・。
電車男さんはこれから、エルメスさんを守っていってほしい、恋を成就させたんだから、というのが、みんなの願い・・。頼りなくも思えた電車男さんだけど、エルメスさんを守れるのは、君だけなんだ、とみんなが励ます。そうだね、好きな人と一緒にいる、っていうのが、一番幸せ。それだけで、うれしい・・。こんな時期も私にもあったなあ・・。なつかしい・・。
じゃあ、今はどうかって・・?今は、いろいろ忙しくって、そういう雰囲気はないなあ・・。でも、この人と結婚してよかったって思ってる。
|