親思い

優は今朝 天国へ旅立ってしまいました。
急な出来事で 家族共に 悲しみにくれています。
昨日と同じように病院へ連れて行き
診察室へ入り、診察台の上でタオルでくるみ、
注射を1本うったら、急に暴れ出し、
先生が1人で優をかかえたら、急に「きゅー!」と泣いて、心停止。
奥につれていかれ、酸素吸入、心臓マッサージして
1度息を戻したものの、肺炎がひどく亡くなりました。

頭が真っ白。

それが 私の正直な気持ちです。
自分を責めてしまいます。どうしても。
家族、のり、彼に 自分をせめないようにと
言われて、頭でわかっているけれど
それでも 涙が止まりません。
彼は 最後まであたしにかっこいい姿を
私の目にやきつけて いってしまいました。

1人で病院から連れて帰ってきて
車を運転しながら わーわーなき、
かえってきて 玄関で倒れてなき
ケージから出して テーブルの上で
爪を切ってあげては なき。
死後硬直になってからも 胸に抱いてはなき。
もう ずっと泣いてて 泣きつかれてる感じです。

それでも スクールにはいってきました。どうにか。
優に笑われたくないからね。
日曜日まではほんとに何ともなかったのだけれど
彼はずっと我慢していたんだろうなあと思います。
のりが 「のぶに似て、へんなとこ我慢強かったんだね」
というから また 泣いたし。

母は、「優があんなに苦しんでがんばってたら、
優自身も苦しいよね。病院に連れて行く、のぶも
辛いでしょ?優は、親思いのいい子だね」っていうから
また泣いた。優はあたしにいっぱい愛情を与えてくれたんだ。
無償の愛を教えてくれたんだもの。

忘れられないし、忘れないでいるけれども
悲しみが薄らぐまでは、まだ時間がかかりそうです。
あたしの 愛しい愛しい息子だったから。
あたしがひどく泣いてる時 なめてきたり
足をかじったり、穴ほりしたり。
彼のような 美しくて愛らしくて強いウサギには
もう出会えないんじゃないかなって思う。

明日の午後 火葬してもらってきます。
お骨をお家に持って帰ってきます。
もうちょっと 一緒にいようね 優ちゃん。
2001年11月20日(火)

fly high / のん

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