LOVE ME

2003年12月13日(土)  優しさの裏側


ふとしたときに感じる視線や
気づくと隣りにいてくれる頼もしい肩。
ちょっとうぬぼれてもいいのかな、なんて。

でも、あなたの視線の先には別の女の人がいた。
その結末をあのときのあなたは知っていたのだろうか。
知っていたから、わたしに優しくしたのだろうか。

わたしを呼ぶとき、まちがって呼んだ名前は
その人の名前だったんだね。

でも、そんなことは知らないふりをすればいい。
あなたの気持ちがわたしに向いてくれるなら
わたしは黙ってあなたの隣りにいればいい。

隣りにいてこんなにも落ち着いた気分でいさせてくれるのは
もうすぐ結婚してしまうあの人以来。

そう、あの人はもうすぐ遠いところにいってしまう。


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